肌表面のべたつきが気になるオイリー肌とインナードライ肌は、特徴や状態が似ているため、見分けがつきにくい肌質であるとも言われています。しかし、それぞれの肌質に合うケア方法は全く異なってくるため、肌質の見極めを間違えると、せっかくのお手入れが逆効果になる可能性もあるのです…! 特に夏場は紫外線や冷房の影響で、インナードライ肌になる人も珍しくないので、しっかりと自分の肌質を見極めたいところですよね。 そこで今回は、オイリー肌とインナードライ肌の見極め方と併せて、それぞれの肌質に合うケア方法についてご紹介します。

オイリー肌とインナードライ肌の特徴と見分け方

オイリー肌とインナードライ肌には、どちらも皮脂の分泌量が多く、肌がべたつきやすいという特徴がありますが、角質層の水分量に違いがあります。

水分と油分のどちらも多い状態であるオイリー肌に対し、インナードライ肌とは名前の通り、角質層の水分量が不足している状態。角質層のうるおいが不足することにより、これ以上肌を乾燥させてはいけないと皮脂が過剰に分泌されるため、乾燥しているにもかかわらず、肌表面だけがべたつく状態が起きてしまうのです。

オイリー肌とインナードライ肌には、それぞれ下記のような特徴の違いがあるので、ぜひ見極める際の参考にしてみてくださいね!

【オイリー肌】
●TゾーンやUゾーンだけでなく、頬や目元など肌全体のべたつきが気になる
●洗顔後に乾燥が気になることはなく、すぐに皮脂が分泌される
●肌悩みの中でも特にニキビや開き毛穴が気になる

【インナードライ肌】
●TゾーンやUゾーンはべたつくのに、頬や目元はカサつきや乾燥が気になる
●洗顔後しばらくすると肌がつっぱる感じがする
●ニキビや毛穴悩みだけでなく、肌のゴワつきやくすみも気になる

オイリー肌におすすめのケア方法

水分も油分も多いオイリー肌には、うるおいを守りつつも、余分な皮脂だけをケアするお手入れがおすすめです。

朝と夜に使用する洗顔料は洗浄力の高い石鹸系のアイテムを選び、余分な皮脂だけを落とすようにしましょう。詰まり毛穴や角質肥厚が気になるときは、クレイ配合の洗顔料を試してみたり、週に数回程度、酵素洗顔を取り入れたりしてみてくださいね。保湿成分が配合されている洗顔料であれば、うるおいを守りながらの洗浄ができますよ。

また、スキンケアアイテムではさまざまな肌悩みに打ってつけの「ビタミンC誘導体」や、皮脂分泌の抑制が認められている「ライスパワーNo.6」などの成分を配合した商品がおすすめです。

毛穴に残った皮脂が空気や紫外線に触れて酸化すると、詰まり毛穴の原因にもなるので、「アスタキサンチン」や「フラーレン」など、抗酸化作用のある成分を配合したスキンケアアイテムも上手に取り入れてみてくださいね。

使用するスキンケアアイテムの種類やテクスチャーは、好みの使用感から選んで大丈夫です。ただし、オイリー肌でも日々のスキンケアには油分も必要なので、化粧水のみでのケアはNGですよ!

オイリー肌さんのなかにはべたつきが強いアイテムが苦手な人や、ニキビができやすい人もいるので、化粧水後はジェルクリームや乳液など軽い使用感のものを選ぶと良いでしょう。

インナードライ肌におすすめのケア方法

水分と油分が多いオイリー肌に対し、インナードライ肌は角質層のうるおい不足が原因で皮脂の過剰分泌が起こっている状態です。そのため、保湿成分配合のスキンケアアイテムを使用しつつ、肌の水分と油分のバランスを整えるケアを意識しましょう。

朝と夜に使用する洗顔料は、洗浄力も低く、比較的低刺激で使用できるアミノ酸系のアイテムがおすすめ!洗顔をするときは、最初に肌のべたつきが気になるTゾーンやUゾーンを丁寧に洗い、その後頬や目元を洗うようにしましょう。

また、スキンケアでは角質層にうるおいを与えながらも、過剰な皮脂分泌を減らす環境をつくることが大切。「セラミド」や「コラーゲン」などの保湿成分を配合したスキンケアアイテムを取り入れ、化粧水で水分を与えたあとは、乳液やクリームでうるおいを逃さないように蓋をしましょう。

カサつきやつっぱりが気になるときは、保湿に特化した美容液を+αで取り入れても良いかもしれません。その他にも、スキンケアの最初に肌を柔らかくして浸透をサポートするブースターを使ったり、就寝中も保湿ケアができるナイトクリームを塗ったりするケア方法も、乾燥が気になるインナードライ肌にはおすすめです!

オイリー肌かインナードライ肌かを見極めて自分に合うケアを行おう!

夏になると肌表面のべたつきが気になり、メイク崩れなどの悩みが増える人も多いかもしれません。もし皮脂分泌の多さが気になるようであれば、まず自分がオイリー肌かインナードライ肌かを見極めたうえで、適切なケア方法を行ってみてくださいね!