ゴルフが上達したい!ゴルファーの永遠の課題ですよね。ゴルフが上達するためには、「再現性を高めること」がとても大切です。今回は、ゴルフ上達の秘訣を、ゴルフピラティスと合わせてご紹介いたします。 ゴルフ場はアップダウンがあり、練習場とは全く違う環境です。どんな環境でも、常に安定したスイングができるようになるためには、以下を意識してみましょう。

正しいアドレスを作る

ゴルフスイングでの問題の多くはアドレスに潜んでいます。正しいアドレスを作るには、肩幅に足を広げてターゲットラインとボールを結んだ線と平行に立ちます。両肩を下げてお腹をへこまし、体重は足裏3点で支えて左右均等、股関節から上半身を前傾し、腕は肩の真下にだらんと垂らします。

ここで、アドレスの再現性を高めるために、ピラティス要素を取り入れてみましょう。頭を天から引っ張られていると意識し、足は地面を左右均等に押し、頭と尾骨、足裏で、引っ張り合い(拮抗)を保ちます。

骨盤底筋群を引き上げ、骨盤を安定、骨盤はニュートラルポジションを保ちます。お腹は背中の方に引き上げ、肩甲骨を引き下げ安定、胸は広げ、肋骨下部はとじます。この要素は、ピラティスのエクササイズを始めるときのスタートポジションになります。

ピラティスでは、エクササイズ中、常に「引っ張り合い=拮抗するエネルギー」を感じながら体を動かしていきます。 プロのアドレスは、常に同じ姿勢がキープされていますが、アマチュア、特に初心者は、ボールを見なくちゃと、頭が前に倒れて、背中も丸まってしまったり(Cポスチャー)、前傾姿勢を保つために腰を反り過ぎ(Sポスチャー)しまっています。

背中が丸まったり、腰が反ってしまうと、胸椎回旋がうまくできず、腕でクラブを上げてしまったり、腰をねじろうとしてしまったりと代償運動が起きてしまい、再現性が下がってしまいます。正しいアドレスをキープするために、まずはピラティス要素の引っ張り合いを意識してみましょう。

スイング中、前傾姿勢を保つ

正しいアドレスがとれると、スイング中、前傾姿勢も保ちやすくなります。ここでさらにポイントとなるのは、股関節の柔軟性と、お腹の引き上げになります。

例えばハムストリングス(桃の裏側の筋肉)が硬いと、膝を伸ばすことが難しいため、アドレスで膝が曲がり、お尻が下がった姿勢になり、スイング中に前傾姿勢を保つことが出来ず起き上がってしまいます。

さらに下半身からのパワーをボールに伝えるのが難しくなってしまいます。その結果、ダウンスイングで起き上がってしまうとダフリやトップ、さらにクラブが遅れてしまいスライスやフックにも出てしまいます。

また、スイング中、お腹の引き上げがないと、ダウンスイング以降お腹が上を向いてしまうため、伸び上がり、ボールは右に出てしまいます。テイクバックからフォローまで、前傾姿勢を保つためには、アドレス中、頭と尾骨の引っ張り合いの意識に加えて、お腹の引き上げが必須となります。

お腹が緩まないように骨盤底筋群を引き上げながら、腹横筋を背中の方に引き寄せると骨盤が安定し、前傾姿勢を保ちやすくなります。

スイングの軸を安定させる

スイング軸を安定させるには、体幹が必要になります。体幹が弱いと、スイング中に姿勢が崩れてスイング軸がぶれてしまい、再現性が落ちてしまいます。

ゴルフピラティスでは、立位のエクササイズが多くなっています。マットに寝て行うエクササイズは、背中がマットに接しているので、動きやすいのですが、立位の場合はお腹と背中で体幹部を安定させることが必須となります。これはゴルフスイングでも同様ですね。

骨盤底筋群を引き上げ、腹横筋を背中の方に引き寄せると同時に、背骨周辺の多裂筋も使いながら、体幹を安定させて、捩じるようなエクササイズは、ゴルフスイングにはとても効果的です。

ゴルフ上達のためには、体作りにもスイング作りにも、ピラティスの要素を取り入れると再現性がアップしますので、是非取り入れていきましょう。