
空気の乾燥やお湯の使用によって手のカサつき、指先のささくれ、ひび割れなどの手荒れを感じる人も多いのではないでしょうか。今回は手荒れをひどく悪化させないためのハンドケア法についてご紹介します。
手荒れの原因とハンドケアの重要性
一年の中でも特に冬になると手荒れを感じるという人も多いはず。手荒れの原因は「乾燥」「お湯の使用」「洗剤の使用」といった外的刺激がほとんどです。
手も他の場所と比べて水分や油分のバランスで肌のコンディションが成り立っています。冬は気温や湿度が低下し、空気も乾燥しやすく手肌の水分が奪われることから乾燥によるカサつき、指先のささくれを招きます。
ハンドケア不足によって手肌の乾燥を長期間放置する、乾燥によってバリア機能が低下した肌にお湯や洗剤が触れることでひび割れやガサつきなど、しみるような手荒れとなります。
手荒れ知らず!ハンドケア方法
①朝〜日中の保湿ケア
朝から日中は水やお湯で手を洗うことからハンドクリームを塗ってもすぐに落ちそう、スマートフォンやパソコンを触ることが多いのでベタつかせたくないと感じている人も多いのではないでしょうか。朝の支度が終わった後や出かける前など、水やお湯を使わないタイミングでベタつきの少ないハンドローションやハンドクリームを塗りましょう。
②夜の保湿ケア
夜のハンドケアは家事が終わったあとや就寝前におこなうのがおすすめです。夜のあいだ肌の修復が高まること、日中の水分不足、油分不足を補うためにも化粧水をなじませてからコクのあるテクスチャーや保湿力の高いハンドクリームを塗りましょう。
③週末の保湿ケア
日々、乾燥、お湯、洗剤のダメージを受けるので週に一回は集中手荒れケアをするのもおすすめです。
ビニール袋を2枚用意し、水で絞ったフェイスタオルをラップに包み、電子レンジで約1分温めたものを準備します。
手の甲、指のシワ、指先などに化粧水をなじませ、ビニール袋に手を入れて約2分おきます。
ビニール袋から手を出し、保湿力の高いハンドクリームを少し多め(肌表面に残るくらい)に塗り広げ、ビニール袋に手を入れます。温めていたタオルで手を包み、約3分蒸しパックをするとクリームの浸透が高まります。
ハンドクリームの前に化粧水でうるおいを与え、蒸しタオルの温めによる血行促進やクリームの浸透が高まります。
④ダメージを与えない
ひび割れや手荒れを悪化させないためにも以下のことにも気をつけてみてください。
・今の季節はお湯で手を洗うことも多いと思いますが、お湯は手の水分や皮脂を奪い乾燥を招きやすいので、食器を洗う際などは38℃ほどのぬるめにするなど温度を調節する。
・手を洗ったあとはタオルで優しく包み、水気を拭き取る。手に水気が残っていると水気とともに肌の水分も蒸発し乾燥を招きます。
・洗剤力の高い食器洗剤やハンドソープだと乾燥や手荒れを招きやすくなるので肌に優しいアイテムにする、グローブをつけるなどアイテム選びや保護を意識しましょう。
ハンドケアを取り入れよう!
乾燥によるカサつき、手荒れを放置するとシワが深く見えたり、ゴワゴワした手になってしまうほか、静電気を感じたりやニットなどの繊維に引っかかるなども招くので日々のハンドケア、週末のハンドケアを取り入れてみてください。