
こんにちは!フィットネストレーナーの金子由美です。一日の疲れを解消するにはストレッチがいい!というのは分かっていても、何をすればいいのかよく分からない方もいらっしゃるのではないでしょうか? 身体が硬いから、面倒くさいから、などの理由で続けられないこともあると思います。しかし、そう思ってそのままにしておくと脚の疲れやむくみが解消されず蓄積されてしまいます。できることなら、その日の疲れはその日のうちに解消したいですね。 疲れを取り除くには寝る前に少しの時間でも良いので、身体のケアをすることをオススメします。ゆったりリラックスできれば、翌朝の目覚めも良くなること間違いなしです。
疲れやむくみについて
夕方になると脚がむくみ、次の日まで疲れを引きずってしまうことはありますか?履いていた靴が少し窮屈に感じたり、脚の重だるさを感じたり。脚がむくみやすいのは、柔軟性の低下や筋力不足が原因のひとつです。
筋力が不足してくると筋肉の弾力が減り硬くなっていきます。筋肉が硬くなれば筋力や柔軟性(伸びたり縮んだりする力)も減少します。そして血流も悪くなり、疲れを感じやすくなるのです。
特にふくらはぎは、筋肉の弾力によって血液を心臓まで運ぶポンプ作用があります。歩く機会が減り筋肉が衰えてくると、このポンプ作用も衰えて疲労が残りやすくなります。さらに股関節が動きにくいとリンパの流れが滞り、むくみにも繋がってしまいます。
疲れやむくみの解消法
一日の疲れを残さないためには、セルフケアをする習慣が大事。翌朝すっきり目覚めるためにも筋肉の硬さを取り除くようにしましょう。
手軽にできるのは足裏マッサージ。指で押してもいいですし、テニスボールなどを踏んでほぐすのもオススメです。リンパの流れを良くするにはお尻の筋肉のストレッチをし、股関節を指で押して揉みほぐすと脚が軽くなります。また、仰向けで脚を上げて小刻みに揺らすのも効果的ですので試してみてください。
寝る前の簡単ストレッチ
では、脚の疲れやむくみに効く「寝る前のストレッチ」をご紹介します。用意するものは何もありません。好きな場所で仰向けになり、ゆったり行うことでリラックス効果が高まるでしょう。
①ふくらはぎ伸ばし
1.片膝を立て、反対側の脚を上げて膝裏を持つ
2.息を吐きながら足首を曲げてつま先は顔の方へ
3.息を吸いながらつま先を天井へ
4.10回繰り返したら足首を回す
②ふくらはぎ解し
1.立てた膝の上に反対側のふくらはぎを乗せる
2.下に押して圧をかけたり摩るように動かす
③捻りのストレッチ
1.左脚を深く組む
2.組んだ脚をゆっくり右へ倒す
3.顔は左を向き30秒キープする
まとめ
脚の疲れやむくみが気になる時は、筋肉の硬さを取り除く、寝る前のストレッチがオススメです。一日の疲れを残さないために、少しの時間でも効果はありますので続けてみてください。さっそく今日からふくらはぎを解して血流を良くし、脚の疲れやむくみを解消してくださいね。