7月21日(金)に発売された『Splatoon2』。Nintendo Switch向けソフトとしては、発売から1週間で約67万本(DL版は含まず)と、過去最高の勢いで売れている。まだ手に入っていないという人でも、友人の家で遊んだり、持ち運んでいるものを遊ばせてもらったりしたという人も多いかもしれない。


ただ、続編物であるために、前作からやりこんだ人と今作から始めた人とでスキル差がある。初心者の、特にこういったシューティングゲーム(TPS)をあまりやったことが無い人は、あっという間にやられてしまったりすることもあるだろう。

そこで今回は、ナワバリバトル脱初心者のコツを解説する。
なお、前作でも同様の記事を書いた。一部は重複しているが、参考にして欲しい。

その1:何はなくとも「X」ボタン


初心者に覚えておいて欲しいのは、このゲームは敵を倒すゲームではなく、地面を塗るゲームだということ。

極端なことを言えば、全く塗らないで敵をやまのように倒すプレイヤーよりも、一人も倒せなかったけれどもたくさん塗るプレイヤーの方が勝利への貢献度は高い。熱くなると、ついついこの点を忘れてしまうが、とても重要だ。

現在どのような状況になっているかは、「X」ボタンを押してマップを出すことで把握ができる。暇さえあれば「X」ボタンを押して、どこで戦いが起きているのか、敵はどのあたりに集中しているのかを確認しよう。


ただ、画面がマップになると目の前が見えなくなってしまう。イカになってインクに潜っているときにマップを見るようにする癖をつけておくと、インク補給もできるし、何かと便利だ。

その2:戦場をおおまかに分けて考える


「X」ボタンで把握できるようになったら、次は戦場をおおまかに分けて考えよう。初心者のうちはなかなか敵陣までは攻め込めないので、真ん中からこちら側、つまり自陣をさらに3つに分けてみる。

1つ目は、地図の真ん中あたりになっている「メイン戦場」だ。
ウデマエを上げた猛者達が、エリアを塗りつつお互いに倒し倒されする、過酷な戦場だ。ここを制圧できるかどうかで、勝敗が決まることが多い。

2つ目は自陣近く。スタート地点の周辺だ。
敵から最も遠い場所で、そうそうは攻め込めないため、いわば安全地帯でもある。

3つ目は、両者の中間地点。ちょっと行けばすぐ戦場というところだ。
メイン戦場とは壁や段差で少し区切られていて、すぐに敵の攻撃が届くわけではないあたりのことを指している。


ゲームが始まると同時に、多くのプレイヤーは一目散に「メイン戦場」を目指す。できるだけ早く到達し、優位な場所を取りたいからだ。だが、初心者のうちは一緒に突撃しても、突然現れた敵に為す術もなくやられてしまうことが多い。

そこでまず行うのは、自陣の周りを丁寧に塗ること。多くのプレイヤーが自陣をほったらかしで、少しでも早くメイン戦場に突撃するため、自エリアは意外と塗られていないことが多い。そういった箇所に最初に気づくのは、だいたい強いプレイヤーだ。でも、強いプレイヤーには自陣を塗るよりもできるだけ敵に集中してもらった方がいいことは言うまでもない。丁寧にきっちりと自陣を塗ることで、結果として強いプレイヤーが戦場に集中でき、チームとしての勝利に貢献ができるというわけだ。

自陣を塗りおえたら、次は中間地点。ここも、マップを見て敵が来ないのを確認しながら塗っていこう。重要なのは、死なないようにすること。時々敵が前線を突破して迫ってくるが、そのときは素直に逃げよう。できれば反対側の中間地点へ行くといい。中間地点で塗り続けることができれば、メイン戦場で戦っていて倒れたプレイヤーのスーパージャンプ中継点にもなるからだ。

優勢ならば徐々に前の方に、劣勢ならば引き気味に、なるべくこの中間地点をキープして塗り続ける。そうすることで、チームメイトのベテラン勢は安心して戦えるようになる、いわば後方支援をしていると思うといいだろう。


その3:敵を見つけたら即後退


地面を塗るためのゲームではあるものの、やられてしまったときのデメリットは意外と多い。

・復活までの時間は塗ることができない
・やられたときに敵のインクをばらまく
・スペシャルゲージが減る
・スタート地点に戻る

などなど。特に操作ができない時間が増えるのはチームにとっても自分にとっても良くない。そこで、敵を見つけたら立ち回りに自信がないうちは特に即逃げるようにしよう。

慣れてきたら前述の中間地点を中心に、少しメイン戦場へ行っては後退するということを繰り返すといい。そのためにも、中間地点をしっかりと塗っておくことは非常に重要だ。そのまま撤退路になるからだ。敵がどんどんこちらのエリアを塗っていっても、気にしないでいい。後でまた敵がいなくなったときに塗り返せばいいからだ。

一番の悪手は、一人で突出して孤立し、為す術もなくやられること。不安なら味方の近くをうろちょろするだけでもいい。ちなみに味方にインクが当たると、相手のインクを少し回復させる効果がある。

その4:最後の30秒は死なないを優先


デメリットのうち一番大きいのは、復活までに何も操作ができなくなることだ。

勝敗が決まるのは、最後の30秒とよく言われている。このタイミングで塗ったものは、後で塗り返す時間が足りないからだ。そこで、最後の30秒はとにかく逃げに徹して死なないことを優先しよう。


その5:「Y」ボタンをたくさん押す


でも実際に敵と戦ってみたい。そんなときに覚えておきたいのは「Y」ボタンを押しまくる、ということだ。

「Yボタン」は、今どのような方向を向いていても、カメラリセットされて正面を向くというボタン。何故これが重要かというと、ブキの高さが影響する。

初心者を見てて思うのは、いざ撃ち合いをしたときに、パニックになりながらカメラを必死に動かそうとして下を向いてしまったり上を向いたりしてしまうことがとても多いということだ。もちろん敵の方にカメラを動かしていくのはとても大事だが、高さが合っていないと相手の足下を撃ってしまったり、真上に撃って相手まで届かなかったりしてしまっては意味がない。

そこでカメラリセットを使って、とにかく高さは標準的なものに強制的にリセットしてしまおう。もちろん思わぬ方向にリセットされて、せっかく正面に敵がいたはずなのに横を向いてしまうことはある。そこは、試しうちなどで練習し、慣れるしかない。

また、「Y」ボタンは押しっぱなしで視点を一方向に固定できるということも覚えておこう。固定したまま横移動をして、相手を牽制しながら移動したりできる。効率良く塗るためにも必須のテクニックだ。

その6:スペシャルウエポンは急いで使わなくてもいい


種類によって差はあるが、どれも強力な効果を持つスペシャルウエポン。

インクが切れたときに使うと、インクが補充される効果がある。安全なところから使うのであれば、インクが切れかけたときに使うようにした方が効率がいいと覚えておこう。

その7:ヒーローモードやサーモンランはやっておこう


一人用の「ヒーローモード」や、対人戦ではなく協力プレイの「サーモンラン」。

どちらもできるだけ遊んでおいた方がいい。というのも、強制的に指定されたブキで戦わなければならないからだ。

多彩なブキがあるSplatoon2では、なるべく多くのブキを経験しておいた方がいい。そうはいってもなかなか最初は違うブキには抵抗があるだろう。初心者のうちは、慣れないブキで迷惑をかけるんじゃないかと思うかもしれない。そこで、強制的にいろんなブキに触れるモードを楽しむのだ。

実際、ヒーローモードはかなり練習になるので、一通りは遊んでおくといいだろう。

その8:戦う前になるべく準備をする


初めて使うブキ、初めて行くマップで、いきなりすごいパフォーマンスを発揮しろと言われても不可能に近い。上級者であるならば戦いながらこれらをすぐに把握できるが、初心者のうちはなかなか難しい。

というわけで、事前にブキやマップを一度は確認しよう。

ブキは装備画面で「Y」ボタンを押すことで「試しうち」ができる。地面には等間隔の白線があるので、自分の使うブキがどれぐらいの射程なのか、撃ちっぱなしにするとどれだけでインクが切れるのか、サブウエポンやスペシャルウエポンはどういう動きをするのか確認できる。


また、敵が居ない状態で、自分の操作に合うカメラ設定もしておこう。

マップは、ロビーから「さんぽ」を選べる。
今回のマップは塗れるところと塗れないところ、行けるところと行けないところとがあるため、一度は自分で全部塗るぐらいの勢いで試してみるといい。そうすればマップを把握し、「メイン戦場」はこのあたりかと確認できるようにもなる。


練習は大事


当たり前のことではあるが、どんなにうまいプレイヤーも最初は初心者だった。それが、幾度となく繰り返して遊ぶことにより、猛者へと成長していったのだ。

『Splatoon2』は、敵を倒さなくても地面を塗ることで勝利に貢献できるゲームだ。むらなく自陣を塗っているだけでも勝利には貢献できる。そのことを念頭に入れて、ひたすら繰り返し遊ぼう。その際に、上記のコツを覚えておくといい。練習あるのみだ。

まずはガチマッチが解禁されるランク10を目指そう!
(杉村 啓)