日本テレビ系「ウチの夫は仕事ができない」第4話。土方(佐藤隆太)チームリーダーは、どれぐらい偉い設定なんだろう。


あらすじ


仕事が出来ない夫に悩んでいる女性の特集をテレビで見た司(錦戸亮)は、沙也加(松岡茉優)もそう思っているのかと気にしてしまう。さらに、沙也加が隠していた仕事が出来ない男についての本を見つけてヘコむ。

そんな中、司が在籍する第一制作部はテレビ局のイベントを請け負う。チームリーダー土方(佐藤隆太)から「よろしくな隙間責任者」と、司は目玉企画の間の隙間を埋める素人参加型企画「DOTAMAと5人の戦士達」の責任者を任される。皮肉なんだか本気なんだかわからない言葉なのに、司は嬉しそうだ。

マタニティ友達・あかり(イモトアヤコ)の夫・ブヒ丸(脇知弘)が若い女と歩いているのを沙也加は偶然目撃してしまう。この女は、税理士の勉強をしているブヒ丸の家庭教師だったのだが、あかりは、浮気以前に自分1人で勝手に大事なことを判断してしまったブヒ丸への怒りが収まらなかった。

落ち込むブヒ丸に司は、「毒舌バトル DOTAMAと5人の戦士達」に出演し、ラップであかりに思いを伝える事を薦める。

DOTAMAの扱いがヒドイ土方。これが仕事が出来る男か


司は出演者に連絡送りっぱなしという“出来ない奴あるある”をしてしまい、本番前日で、ブヒ丸以外の4人に出演キャンセルされてしまう。これを司は、土方に報告。出演者を説得すると伝えるも、土方は爆弾発言をする。

「中止にしろ。どうせ隙間だよ、なくなったところで、本体になんの影響もないよな」

土方ヤバい。権力を持ちすぎている。隙間とは言え、本番前日でイベントを中止にしようとしている。広告も出しているだろうし、下請けの設営会社は、設営の準備もしているはず。そして、本人役で登場のフリースタイルダンジョンでも活躍しているラッパー・DOTAMAの仕事を1つ潰そうとしているのだ。

「ただな、小林、隙間は空間になるんだ。細い隙間でも、広げる事が出来るんだ限りなく、そして魅力的な空間には、自然と人が集まる。それを感じて欲しかったなぁ君に」

と、その後フォロー。中止にするクセに何言ってるんだ? と思ってしまったが、司がまだ粘っているという話を聞き、土方は少し嬉しそうな表情を浮かべる。土方は部下一人の成長のために、DOTAMAを蔑ろにしようとしたのだ。恐ろしいな、土方。最大手のイベント制作会社の第一制作部チームリーダーというのは、一体どれだけの権力者なのだろう。

結局イベントは、司が何とか出演者を説得し無事決行。ブヒ丸を守るためにあかりが乱入した事と、DOTAMAの活躍により大成功に終わった。

そして終了後、土方は司に「盛りあがってたな。お前に任せて良かったよ」と一言。司は、それはそれは嬉しそうな顔をする。アメとムチをしっかりと貰って、仕事の達成感を得る事が出来た。なるほど、これが土方の仕事のやり方なのかもしれない。

怒られてもへこたれずに努力する司に対して、土方の様にちょっと昔気質のムチャクチャ言うタイプの上司は、意外と相性が良いのかもしれない。が、司は頑張り屋なので、あのDOTAMA蔑ろ発言がなくても、頑張って出演者を集めたような気もする。

今夜放送の第5話は、その土方が大きな思い違いでプロジェクトを進めてしまうらしい。出来る男の雰囲気をフルに使い、部下を教育するタイプの土方に、致命的なピンチが訪れるかもしれない。

(沢野奈津夫 イラスト/Morimori no moRi)