2017年8月9日(水)発売の雑誌『anan(アンアン)』(マガジンハウス)。夏恒例のセックス特集、今年のテーマは「私たちの最高の瞬間。愛とSEX。」だ。


「愛とSEX」の表紙は横山裕でなければならなかった


2016年の「SEXでキレイになる。」ではHKT48の指原莉乃が美しいバックショットを見せたセックス特集の表紙。
今年は、関ジャニ∞の横山裕がシャワーに濡れながら女性を力強く抱きしめている。陽気なお兄ちゃんたちというイメージがある関ジャニ∞だが、グラビアではとんでもないセクシーさを発揮するメンバーも多く、もちろん横山もその1人だ。

横山の顔の魅力に、分厚くて柔らかそうな唇を挙げるファンは少なくない。
12ページにも及ぶグラビアで、パートナーの女性に向ける横山のキスが美しい。
おでこに強く押しつけ過ぎて、ふっくらとした元の形を失い平らになった唇。
形が変わってしまうほどの性急さに、興奮と愛情を感じて嬉しくなる。
お互いの唇を食べ合うように重ね、離れがたく余韻を残してまた次のキスを繰り返す。
キスを何度も生々しく撮影しているのは、カメラマンも横山の唇に官能を感じたからだろう。

キスがなくてもセックスはできるが、キスの多さやパターンで愛情を感じ取り、興奮や快感にも繋げる女性は少なくない。テーマでもある「愛とSEX」において、キスという行為は重要。それを表現するためには、唇に魅力と官能を持つ人が表紙でなければならなかった。
関ジャニ∞の中でも横山裕をキャスティングした人は、完全にわかっている。天才です、ありがとう。

こんなにエロいのにイケない女性52%


2016年の「SEXでキレイになる。」では、どんなセックスをしたいかという願望を汲み上げる特集が多かった。したいセックスの内容や、セックスによってどんな自分になっていきたいか、女性の妄想が繰り広げられていた。
今回のテーマ「愛とSEX。」では「私たちの最高のセックス。」と称し、人生で最も良かったセックスや、心に残っているセックスについて女性たちが語らう。読者インタビューには1人に約1ページを使い、8名の女性が体験した最高のセックスをじっくりと掘り下げていく。その執拗さがまたエロい。

男性側の細かい指の動きまで鮮明に書かれ、官能小説かと思うほど詳細な体験談。街を歩いていてすれ違う普通の女性も、意外とこんなに濃密なセックスをしているものなのかなあ、と考えながら読み進めると、途中で切ないアンケート結果が。
「1回のセックスで平均何回イクことができますか?」と質問に対し「0回」と答えた女性はなんと52%だった。イケる人が半分以下じゃん! 女性にとってセックスの目的はイクことではないかもしれない。だけど、なんだか悲しくなってしまう。

同誌では、「女性がもっと感じるステップ」をAV女優・川上ゆうが解説。身体のどの部分が感じるのか、体位ではどのポジションが感じやすいのかを、図で説明してくれていてイメージしやすい。
男性もぜひ『anan』を読んで、1回のセックスで必ず1回はイケる女性を増やしてくれると嬉しい。

読み応え十分。恒例の面白ワードも


『anan』のセックス特集では恒例となっている付録、女性向けAVメーカー・シルクラボのオリジナルDVDもついてくる。線が細めな新人エロメンの夏目哉大さんが可愛くて、年下にほだされる心地よさに目覚めそう。
その他、小説家・島本理生の官能ショートストーリー「夜だけのお友達」や、しみけん×紗倉まな×杉作J太郎のエロス対談など、何だか読み応えがすごい。


毎回パワーワードが飛び出すのも楽しみの1つ。
今回笑ってしまったのは、「乙女の祈り」、「いちご狩り」、「ヘリコプター」だ。
何のことかわかるだろうか。これらは、男性が気持ち良くなる最強手コキの技名。名づけ親は、『「人生最高のセックス」でもっと気持ちよくなる』(KADOKAWA)の著者でありAV男優の森林原人。うーん、納得。
そのイラストを男性にも確認してもらったところ「想像しただけで気持ちいい!」とのこと。初心者でもすぐに実践できそうな簡単さもありがたい。どんな技かは、ぜひその目で確かめて。

(むらたえりか)

雑誌『anan(アンアン)2017/08/23[愛とSEX]』(マガジンハウス)/kindle版