ドSドクター“魔王”こと天堂浬(佐藤健)と“勇者”佐倉七瀬(上白石萌音)の胸キュンドラマ、『恋はつづくよどこまでも』(TBS)。
天堂の魔王要素はほぼゼロで、ただの王子だった第8話。思い込んだら突っ走る佐倉の性格が悪い方へ転び、まさかの涙回だった。


何時間でも見てられます


今話も序盤から贅沢なイチャイチャシーン。女子力も家事力もないと凹む佐倉を隣に座らせたかと思うと、頭コツン。耳さわさわ、結んでいた髪を解いてなでなで、ほっぺムニムニ。「お前は勇者だろ」。天堂が「勇者」と呼んだのは初めてではないか。すっかり佐倉を認めている。
ラーメン屋での天堂の「何時間でも見てられるだろ?」の破壊力もすごかったが、2人並んだ後ろ姿がまた素敵。背中だけでも笑顔なのがわかり、ほかほかした気持ちになる。本当に2人を何時間でも見ていられる。

最終回並みのバックハグ


天堂と佐倉のボーリングデート。200点越えのハイレベルな戦いに、余裕のない天堂が可愛らしい。最終フレームで、佐倉はスペアがとれたら「ずっと一緒にいてください」と賭けに出る。諦めをつけるための不利な賭けだ。前日、天堂を誘いに行った時には、身を引くことを決めていただろう。しかし、見事にスペアをとってしまう。驚き、決意を変えることのない寂しい表情、作り笑顔。表情と間で、佐倉の感情がダイレクトに伝わってきた。佐倉役が上白石萌音で良かった、と回を経るごとに思う。
佐倉は誰にも行方を告げず鹿児島の実家に戻り、近所の診療所に再就職をしてしまう。そこへ流子の電話を借りて、天堂から電話がかかってくる。いつも通りの「バカ」が刺さる。佐倉のピンチにはいつだって来てくれる、それが天堂。それが王子。バックハグで現れて「ずっと一緒にいるって言っただろ」。最終回でも良いような、美しいシーンだった。

今夜放送の第9話では、天堂が佐倉の実家を訪問。天堂の姉・流子(香里奈)は後継者問題で親と揉めているが、天堂は無関係そうにしているのも気になる。
残すところ後2話。「たけもね」をしっかり味わいたい。
(イラストと文/たけだあや)

『恋はつづくよどこまでも』
毎週火曜よる10時〜
出演:上白石萌音、佐藤健、毎熊克哉、昴生(ミキ)、渡邊圭祐、瀧内公美、吉川愛、堀田真由、瑛蓮、原扶貴子、安藤聖、堀本雪詠、見上愛、香里奈、平岩紙、片瀬那奈、蓮佛美沙子、山本耕史ほか
原作:円城寺マキ『恋はつづくよどこまでも』(小学館プチコミックフラワーコミックα刊)
脚本:金子ありさ
音楽:河野伸
主題歌:Official髭男dism「I LOVE...」(ポニーキャニオン)
演出:田中健太、福田亮介、金子文紀
チーフプロデューサー:磯山晶
編成・プロデューサー:宮崎真佐子
プロデューサー:松本明子
制作:TBSスパークル、TBS

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