毎年の記録的な猛暑を受けて、学校でも熱中症対策に力を入れています。もちろん子どもの健康を考えるとありがたいことなのですが、時にやり過ぎではないかと思うことも…。

iStock.com/T-kin

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 今年も暑い夏がやってきました。熱中症の危険が周知され、学校でもさまざまな対策が採られています。そんな中、今年から私たちの市では小中学校の全教室にクーラーが完備され、子どもたちは快適に学習することができるようになりました。それに伴って夏休みも1週間短縮されることになり、子どもたちは喜び半分といったところではありますが…。

 ほかにも、夏休みのプール開放や学校での勉強会が中止になるなど(登下校中の熱中症予防のためだそうです)、さまざまなところに影響が出ています。

 そして、その影響は運動会にも。10月初めに行われる運動会の練習は、夏休み明けから始まるのですが、練習時間は1日2時間までと制限されました。そのうち1時間は体育館や教室での室内練習。学年練習や全体練習は9月中旬以降となっています。

 当然練習時間が足りないので、学年競技は2つから1つに減少。時間短縮のため、PTA競技は無くなりました。その結果、運動会のプログラムは50m走や80m走などの徒競走ばかり。騎馬戦や障害物競走など、運動が苦手な子でも楽しめる競技が無くなり、保護者としてもちょっと物足りない内容になってしまいました。

 また、運動会といえば家族で食べるお弁当ですが、これも炎天下でお弁当を食べるのはどうかという理由で、子どもたちはクーラーの効いた教室に戻ってお弁当を食べることになりました。これには保護者からも賛否両論が!

iStock.com/yajimannbo

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 土日も仕事があるママ友は、「いつも他の家族と一緒にお弁当を食べさせてもらっているから助かるわ」。
 祖父母が見に来る予定のママ友は、「子どももいないのに、義父母と一緒にお弁当を食べるなんてありえない」。

 わが家は、祖父母が遠方にいるため、参加者は私と旦那だけ。1時間のお昼休みに旦那と2人でお弁当…。ないわ〜。

 でも、いったん帰るには時間が短いし、近くのコンビニでお弁当を買って食べようかと思案しています。前日から準備してたくさんのお弁当を作る必要は無くなったけど、子どもたちに「頑張ったね〜。速かったよ」などと言いながら食べるお弁当の時間が無くなるのは寂しい気もします。

 子どもたちも、家族でお弁当を食べたり、友達家族とおかずを交換したり、お菓子を交換したりするのを楽しみにしていたので、「涼しいのはうれしいけど、ちょっと残念」と言っています。そうだよね…。

 プログラムの短縮で、かなり早めに終わりそうな今年の運動会。保健体育委員の私にとって、準備や後片付けが早く終わるのは助かるし、熱中症対策の大切さも理解できるのですが、せっかくの運動会、もっと盛り上がるプログラムを組んでほしいと思ってしまうのでした。

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おきょうさん

福岡で生まれ育ち、現在は関西で2男2女の4人の子育てに奮闘中。ライターとして活動しながら子供のスポーツを応援する日々です。