「パルコ(PARCO)劇場」が、渋谷パルコ内8階に2020年3月13日(金)オープン。こけら落し公演は、2020年1月下旬〜2月にオープンに先駆けて行われる。

長く愛されてきた「パルコ劇場」が生まれ変わる

渋谷パルコ建替えに伴い、2016年夏一旦休館した「パルコ劇場」。旧パルコ劇場は、 2016年までの43年間でプロデュース公演の先駆けとして約1200作品を上演し、多くの顧客、クリエイター、そして俳優たちに愛されてきた。

生まれ変わった新生「パルコ劇場」は、長きにわたって培ってきたスピリットを受け継ぎ、創造性を刺激する新たな空間へ。458席から636席に客席数を増やし、舞台空間も大きく拡張。 636席はすべてS席のプレミアムシアターとなる。

オールS席のプレミアムシアターへ

テーマは、「人生が変わる瞬間に出逢おう。オールS席のプレミアムシアター。 」

渋谷パルコの7階から9階にかけて開かれ、よりダイナミックな演出が可能になった。また、旧劇場の舞台と客席の距離感を継承した、舞台と観客が一体感のある空間も魅力。ワンスロープ・オールS席のプレミアムシアターを実現した。

こけら落し公演は2つの人気作品

こけら落し公演は、2020年1月下旬〜2月にオープンに先駆けて行われる『志の輔らくご in PARCO』と、『ラヴ・レターズ』。『志の輔らくご in PARCO 2020』は、 2006年からは1ヶ月公演として旧PARCO劇場で上演を重ねてきた作品であり、 最もチケットの取りにくい公演としても知られている。

そして、もうひとつの作品『ラヴ・レターズ』は、朗読劇の金字塔とも言える作品だ。青井陽治がはぐくみ育ててきた本作品を、 新鋭・藤田俊太郎が引き継ぎ、新たな劇場でも上演を続けていく。

オープニングシリーズ14作品を上演

グランドオープン以降の作品をオープニングシリーズとし、 2021年5月上旬まで14作品を上演する。

「ピサロ」(主演:渡辺謙)

2020年3月13日(金)から4月20日(月)まで、オープニングシリーズの1作目を飾るのは「ピサロ」。

ピーター・シェーファーの壮大な歴史劇「ピサロ」は、1985年、旧パルコ劇場でテレンス・ナップ演出、山崎努主演で上演されていた。今回は、35年前、本戯曲でインカ王アタワルパを演じた渡辺謙がピサロ役を演じ、ウィル・タケットが演出を担当する。

「佐渡島他吉の生涯」(主演:佐々木蔵之介)

2020年5月に上演される「佐渡島他吉の生涯」は、織田作之助の小説「わが町」原作として1959年に初演された庶民の大河ドラマの傑作。明治、大正、昭和を生き抜いた庶民の大河ドラマを、俊英・森新太郎の演出で骨太に感動的に描く。名優・森繁久彌のあたり役・他吉は、佐々木蔵之介が務める。

三谷幸喜 3作品連続公演

2020年の6月からは、三谷幸喜作品を3作連続で公演。その第1作となるのが、大泉洋を主演に迎える「大地」。三谷流俳優論を説く。そして7月からは「三谷幸喜のショーガール」を公演。川平慈英やシルビア・グラブらが、パルコ劇場伝説のステージ、福田陽一郎の「ショーガール」のDNAを受け継いだ新しいステージを披露する。

連続3作品、最後を飾るのは「其礼成心中」だ。舞台は元禄十六年の大阪。心中流行の曾根崎・天神の森を舞台に繰り広げられる三谷幸喜の笑いと涙に溢れた人情喜劇が綴られる。

その後の作品も豪華出演者を迎えたラインナップ。

■2020年9月「ゲルニカ」
作:長田育恵
演出:栗山民也
■2020年10月「ねずみの三銃士 最新作(タイトル未定)」
作:宮藤官九郎
演出:河原雅彦
出演:生瀬勝久、池田成志、古田新太 ほか
■2020年11月 前川知大 作・演出作品
作・演出:前川知大
■2020年12月「チョコレートドーナツ」
作:トラビス・ファイン
脚本:谷賢一
演出:宮本亞門
■2021年1月「志の輔らくご in PARCO 2021」
出演:立川志の輔
■2021年1月「ラヴ・レターズ」
作:A.R.ガーニー
訳:青井陽治
演出:藤田俊太郎
■2021年2〜3月「藪原検校」
作:井上ひさし
演出:杉原邦生
出演:市川猿之助 ほか
■2021年3〜4月「レディ・マクベス(仮題)」
作:ジュード・クリスチャン
演出:ウィル・タケット
出演:天海祐希 ほか
■2021年4〜5月 中井貴一 主演作品
演出:G2
出演:中井貴一 ほか

【詳細】
パルコ劇場
開業日:2020年3月13日(金)
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1
※渋谷パルコは2019年11月22日(金)にグランドオープン。