映画『ゴッホ〜最期の手紙〜』が、2017年10月からTOHOシネマズ六本木ほか全国にて順次公開される。

全編“動く油絵”で構成

好色家、狂人、天才、怠け者、様々なレッテルを貼られた印象派の巨匠ファン・ゴッホ。彼の人生はその残された手紙によって明らかにされており、その中で「われわれは自分たちの絵に語らせることしかできないのだ」と書かれている。

本作は印象派の巨匠・ゴッホの死の謎に迫る、全編が“動く油絵”で構成された体感型アートサスペンス映画。正にゴッホの絵画によって、彼自身を語らせる、世界初の試みとなっている。

65,000枚の油絵による圧巻の映像

ストーリーは、郵便配達人ジョゼフ・ルーランの息子アルマンが、パリへ届ける一通の手紙を託されるところから始まる。それは父の友人で自殺した画家ゴッホが、彼の弟テオに宛てたものだった。テオの消息を追う内にその死を知るが、それと同時に募る疑問が一つ。ゴッホの死の本当の原因は何だったのか?そしてこの手紙を本当に受け取るべき人間はどこに?

映像は彼の絵画をモチーフに、まず実際の俳優が演じる実写映像として撮影。その後、世界各国から集められた総勢125名の絵描きによって、約65,000枚の油絵へと生まれ変わり、全編が動く油絵によって構成される圧巻のアート映画となった。

『つぐない』のシアーシャ・ローナンなどが出演

物語のキーとなるアルマン・ルーランを『ノア 約束の舟』のダグラス・ブースが、ゴッホをロベルト・グラチークが演じる。そのほか、『アリス・イン・ワンダーランド』のエレノア・トムリンソン、『つぐない』『ラブリーボーン』のシアーシャ・ローナン、ジェローム・フリン、クリス・オダウドなどが脇を固める。

吹き替えに『沈黙−サイレンス−』のイッセー尾形

郵便配達人ジョゼフ・ルーラン役の吹き替えを担当するのは、『沈黙−サイレンス−』のイッセー尾形。キリシタン弾圧の中心人物・井上筑後守を演じ、LA批判家協会賞《助演男優賞》次点となったのが記憶に新しい。

なお、彼は自作の指人形劇でファン・ゴッホとその友人たちを一人芝居で演じており、ルーラン役に関して「トボけた味の愛すべきキャラクター。映画では彼が物語の原動力になります。」とコメントしている。

作品詳細

『ゴッホ〜最期の手紙〜』
公開時期:2017年10月
監督・脚本:ドロタ・コビエラ、ヒュー・ウェルチマン
出演:ダグラス・ブース、ロベルト・グラチーク、エレノア・トムリンソン、ジェロー ム・フリン、シアーシャ・ローナン、クリス・オダウド、ジョン・セッションズ、エイダン・ターナー、ヘレン・マックロリー
撮影監督:トリスタン・オリヴァー、ウカシュ・ジャル
音楽:クリント・マンセル
原題:LOVING VINCENT
© Loving Vincent Sp. z o.o/ Loving Vincent ltd.