是枝裕和の最新作、映画『ブローカー(仮)』の製作が決定。同作は、是枝初の韓国映画演出となる。現在シナリオを準備している段階で、 2021年にクランクイン予定だ。

是枝裕和の最新作、韓国映画『ブローカー(仮)』

毎作品、現実と密接した主題意識をもとに、様々な人物の物語を鋭い洞察力と温かい視線で描いてきた是枝裕和。これまでカンヌ映画祭コンペティション部門にて、2013年の『そして父になる』で審査委員賞、2018年の『万引き家族』でパルムドールを受賞し、2019年には、フランス語と英語で演出した最新作『真実』を公開し、活躍の場を世界へと広げた。

世界でも注目を浴びる、韓国映画に初挑戦

そして今回、発表する最新作『ブローカー(仮)』は、自身初となる韓国映画。監督・脚本ともに手掛ける。

韓国映画といえば、第92回アカデミー賞にて脚本賞、 国際長編映画賞、監督賞、そしてアジア映画史上初となる作品賞を受賞した他、名だたる映画賞を席巻した、ポン・ジュノ監督映画『パラサイト 半地下の家族』で、大きく注目を浴びたことも記憶に新しい。

韓国の製作陣、俳優と共に長年温めていた企画からスタートした映画『ブローカー(仮)』では、子供を育てられない人が匿名で赤ちゃんを置いていくことができるように用意された“ベビーボックス”を巡って出会った人たちの話を描く。

『パラサイト 半地下の家族』のソン・ガンホらキャスト陣

キャストには、『パラサイト 半地下の家族』で父親役を演じたソン・ガンホをはじめ、カン・ドンウォン、ぺ・ドゥナを起用。韓国映画を代表する3人の俳優が決定している。

是枝裕和コメント

今回の作品に対して是枝裕和は
「3人の俳優はもとより、今回は尊敬する韓国のキャスト、スタッフの皆さんの胸を借りる気持ちで撮影に臨みます。頭の中で3人の名優を動かしながら、今脚本を書いているところで、僕自身が多分1番ワクワクしております。このワクワクを皆さんに共有していただけるような、スリリングで、ヒリヒリする、それでいて切ない映画にしたいと思っています。」とコメントしている。

【詳細】
ブローカー(仮)
※2021年クランクイン予定
監督・脚本:是枝裕和
出演:ソン ・ガンホ、カン・ドンウォン、ぺ・ドゥナ
制作:映画社ジップ ZIP CINEMA
提供/配給:CJ エンターテインメント