「イラストレーター 安西水丸展」が東京・世田谷文学館で2021年9月20日(月・祝)まで開催される。

イラストレーター・安西水丸とは?

安西水丸は、1970年代より小説、漫画、絵本、エッセイ、広告など、多方面で活躍したイラストレーターだ。広告代理店や出版社でデザイン等の仕事を手掛ける傍ら、嵐山光三郎の勧めで月刊漫画「ガロ」に作品を掲載。南房総で過ごした日々などを題材とした『青の時代』で高い評価を獲得する。

独立後は、村上春樹をはじめとする本の装丁や、『がたんごとんがたんごとん』などの絵本、イラストレーター・和田誠との展覧会、広告、執筆活動などジャンルレスに活躍した。

原画&関連資料を500点以上展示

2016年から全国巡回している集大成として位置づけられる「イラストレーター 安西水丸展」では、原画と関連資料あわせて500点以上を展示。装丁・装画、絵本、漫画、雑誌、エッセイ、広告、立体物など安西の多様な仕事や、安西と特に関係の深かった嵐山光三郎、村上春樹、和田誠との交流のなかで生まれた作品を紹介し、安西の幼少期から晩年に至るまでの軌跡をたどる。

小説『アマリリス』や村上春樹共著『ランゲルハンス島の午後』原画も

中でも注目したいのは、小説『アマリリス』のカバー原画と、村上春樹共著『ランゲルハンス島の午後』の原画だ。いずれも2020年末に新たに発見された貴重な作品で、今回初めて展示される。

旅にまつわる作品&オブジェ

また、東京会場オリジナルの展示コーナーとして「たびたびの旅」が登場。エッセイ集『地球の細道』『a day in the life』などの旅にまつわる作品やオブジェを紹介する。

さらに会場には、覗き穴や顔はめスポット、絵から飛び出した特大モチーフなども用意。全コーナー写真撮影可能なので、安西水丸のイラストレーションの世界に入り込んだような遊び心あふれる空間で記念写真を撮影できる。

展覧会概要

「イラストレーター 安西水丸展」
会期:2021年4月24日(土)〜9月20日(月・祝)
※当初8月31日(火)までの会期だったが延長した。
会場:世田谷文学館 2階展示室
住所:東京都世田谷区南烏山1‐10‐10
TEL:03-5374-9111
開館時間:10:00〜18:00※展覧会入場、ミュージアムショップの営業は17:30まで。
料金:一般 900(720)円/65歳以上・大学・高校生 600(480)円/小・中学生 300(240)円/障害者手帳所有者 400(320)円(ただし大学生以下は無料)
※( )は団体割引と「せたがやアーツカード」割引料金。
休館日:毎週月曜日(ただし8月9日は開館、8月10日は休館)及び臨時休館期間
※混雑時は入場を制限する
※クロークサービスはない。(ベビーカー置き場はあり)
※駐車場は利用台数が限られている。公共交通機関の利用を推奨。
※その他、注意事項の追加・更新があるので、来館前に必ず文学館ホームページを確認する。

illustrated by Mizumaru Anzai © Masumi Kishida