ナインエム(9M)の2022年春夏コレクションが2021年8月31日(火)に発表された。

ジェフリー・バワ建築が着想源に

タイトルに”The Resort Architect“を掲げた今シーズン。着想源となったのは、デザイナー・吉田力が3年前に訪れたスリランカで見て体験したというジェフリー・バワ(Geoffrey Bawa)建築だ。

コレクションでは、海や山などスリランカの大自然を建築と一体化させる形で仕立てたジェフリー・バワの建築スタイルを、フルーツや植物のモチーフをユーモラスなグラフィックに落とし込んで表現した。

“建物×ヤシの木”をデザインしたシャツ

たとえば、ボックスシルエットのシャツには建物を囲むようにヤシの木をデザイン。一緒に提案されたパンツには、植物に加えてパイナップルや人のイラストも登場させ、遊び心溢れるルックスに仕上げた。いずれもナインエムが得意とする伝統技法“手捺染”によって表現されている。

2重襟のワークジャケット

また、プロテクターのようなデザインを施したパンツや袖口にゴムをあしらったワークジャケットなど、ワークウェアを彷彿させるアイテムが散見されたのも今季の特徴だ。パンツはパッチワークデザインで、ジャケットは2重の襟で展開するなど、グラフィックと同様にプレイフルなムードを演出した。

鳥や花を鮮やかな色味で表現

カラーは、ブラウンやブルー、グリーンなど自然豊かな景色を思わせる色味が主流。時折織り交ぜた鮮やかなイエローやレッドは、優雅に羽ばたく鳥や大きな花を咲かせる植物を表現するために用いることで、エネルギッシュな佇まいをより一層引き立たせた。