走行中の万が一のトラブルに備えて設置しておきたい「ドライブレコーダー」。あおり運転や強引な幅寄せといった交通トラブルに巻き込まれても、ドライブレコーダーが付いていれば、映像を記録し第三者に証拠として提出することができます。

 カメラで事故の状況を記録し自分の身を守るために使えるのはもちろん、ツーリングの思い出を残すという使い方も可能です。今回は、そんな「バイク用ドライブレコーダー」の選び方とおすすめの製品を紹介します。

●バイク用ドライブレコーダー:撮影方式と給電方式をチェック

 撮影方式としては、「前後2カメラタイプ」がおすすめです。1カメラタイプの場合、価格は安めで取り付けも簡単ですが、前方と後方の両方にカメラが付いている2カメラタイプのほうが広範囲を撮影できるため、トラブルの瞬間を捉えやすくなります。

 また、給電方式については、バイクのバッテリーに直接つなぐタイプと、バッテリー内蔵型の2種類があります。長時間のツーリングを想定しているなら、バイクのバッテリーに直接接続するタイプがおすすめです。

 このタイプなら、バッテリー切れの心配がなく、充電する手間も掛かりません。最初の取り付けに苦労するかもしれませんが、バイクが動く間は稼働し続けてくれます。

 バッテリー内蔵型は、ドライブレコーダー自体にバッテリーが付いており、充電してから使用します。取り付けが簡単で初心者でも扱いやすいですが、充電切れを気にしなければなりません。乗る頻度が低く、短時間の移動がメインという場合に適しています。

●バイク用ドライブレコーダー:高画質で、画角の広いモデルがおすすめ

 ドライブレコーダーを選ぶ際は、画質にも注目しましょう。せっかく映像を記録しても、画質が荒くぼやけてしまった場合、状況が良く分からなくなってしまいます。鮮明な映像を残すためにも、できる限り高画質のモデルを選びましょう。

 画質を見る上で重要なのが、解像度と画素数。具体的には、解像度は1920×1080PのフルHD以上、画素数は200万画素以上が目安です。この画質なら、車のナンバーも判別しやすくなります。

 画角についても、なるべく広めのものを選びましょう。140度前後の画角があれば、広い範囲の状況を映すことができ、どの角度からぶつかってきたのかなど、事故の状況をより正確に把握できるようになります。

●バイク用ドライブレコーダー:IP55以上の防塵・防水性能があると安心

 自動車のドライブレコーダーと違い、バイク用は外気にさらされるので、防水性や防塵性を備えている必要があります。そこで、注目して欲しいのが「IPコード」です。防水性は0〜8の等級、防塵性は0〜6の等級で表記されます。

 例えば、「IP56」と書かれている場合は、防塵性が5、防水性が6のレベルであることを表しています。大雨に遭遇するケースも想定して、基本的にはIP55以上の防塵・防水性を備えたモデルを選びましょう。

 あわせて、「Gセンサー機能」が搭載されているかチェックしましょう。大きな衝撃を感知すると、その前後数十秒の映像を消されないようにロックして保存してくれます。データが上書きされることを防げるので、映像をしっかりと残しておくことができます。

●バイク用ドライブレコーダー:おすすめモデルはコレ!

AKEEYO「バイク専用ドライブレコーダー AKY-958N」

 AKEEYOの「バイク専用ドライブレコーダー AKY-958N」は、解像度1080P、200万画素の高画質で映像を記録できるモデル。前後にカメラを設置するタイプで、IP67の優れた防塵・防水性を備えています。

 バイクのエンジンと連動して、録画機能が自動的にオン・オフする仕様。衝撃録画やループ録画など、複数の録画機能が使えます。

 AIノイズリダクション機能により、周辺の騒音や風切り音などを抑えた状態で録画できます。販売価格は1万7000円前後です。

デイトナ「バイク専用ドライブレコーダー MiVue M760D」

 デイトナの「バイク専用ドライブレコーダー MiVue M760D」は、IP67の防塵・防水性の前後2カメラを採用したモデル。解像度1080P、200万画素の高画質録画が可能です。

 黒つぶれや白飛びを防ぎ、明るい場所でも暗い場所でも鮮明に映せます。衝撃を検知すると、前の5秒と後の15秒の録画データを自動的に保存してくれます。GPSを搭載しているので、走行位置、日時、速度情報なども記録されます。

 専用アプリを使って、スマートフォンで録画データを確認したり、データをスマホに保存したりすることも可能です。販売価格は2万6000円前後です。

ミツバサンコーワ「バイク専用ドライブレコーダー EDR-21A」

 ミツバサンコーワの「バイク専用ドライブレコーダー EDR-21A」は、解像度1920×1080P、200万画素の高画質で録画できるモデル。カメラは前後に付いており、水平画角は137.4度で、広範囲の状況を捉えることができます。

 エンジン連動で自動的に録画が始まる「常時録画」と、Gセンサー機能で衝撃を検知すると前後15秒の映像が自動録画される「衝撃録画」、自分で録画を開始できる「手動録画」の3種類の録画方式を採用しています。

 WDR(ワイドダイナミックレンジ)により、明暗が激しく変わる状況でも鮮明な映像を残せます。本体はIP55、カメラ部はIP66/67の優れた防塵・防水性能を備えています。販売価格は2万6000円前後です。

カエディア「バイク用ドライブレコーダー KDR-D701」

 カエディアの「バイク用ドライブレコーダー KDR-D701」は、前後2カメラで150度のワイド撮影が行えるモデル。1080PフルHDの解像度、200万画素の高画質で、ナンバープレートもしっかり録画されます。

 常時録画、ループ録画、手動録画、衝撃録画などの録画方式を採用。バイクのエンジンが止まっている最中でも振動を検知したら自動的に電源が入り、撮影する機能も付いています。モニター、カメラ、コネクター、リモコンはIP67の防塵・防水仕様です。

 GPS内蔵で、日時、速度、走行位置などの情報が自動的に記録されます。販売価格は2万5312円(税込、以下同)です。

アサヒリサーチ「Driveman BS-8a-B」

 アサヒリサーチの「Driveman BS-8a-B」は、ヘルメットに装着して使うバイク用ドライブレコーダー。充電式の製品で、最大約8時間の録画が可能です。

 画質重視のときは約200万画素のフルHD、長時間撮影なら約100万画素のHDという形で、状況にあわせて解像度を切り替えられます。

 IP56の防塵・防水性があります。販売価格は2万円前後です。