電動自転車と折りたたみ自転車の良さをあわせ持つ「折りたたみ電動自転車」。モーターによるアシスト機能で坂道でもスイスイ走れますし、コンパクトに折りたたんで持ち運ぶこともできます。

 小さく折りたためるので、自宅で保管することも可能です。お家で保管できれば駐輪代を節約することにもつながりますし、盗難のリスクも回避できます。車に積んだり公共交通機関を使ったりして自転車を持ち出し、旅先でサイクリングを楽しむことも可能です。

 今回は、そんな折りたたみ電動自転車の選び方とおすすめの製品を紹介します。

●折りたたみ電動自転車:タイヤのサイズと収納時のサイズをチェック

 タイヤのサイズによって、使い勝手や乗り心地は変わってきます。コンパクトさにこだわるなら、タイヤのサイズは「16インチ以下」がおすすめ。場所を取らないのはもちろん、小回りが利くので建物や人の多い街中を走りやすいというメリットがあります。

 タイヤが小さい分、折りたたんだときのサイズも小さくなるため、旅先に手軽に持ち運べます。ただし、スピードが出にくく、走行が安定しづらいというデメリットがあります。

 コンパクトさと安定した乗り心地の両方を実現したいなら「20インチ前後」のモデルが良いでしょう。折りたたみ電動自転車の中では一般的なサイズになりますが、近場の買い物でも、アウトドアの長距離走行でも問題なく使えます。

 走行時の安定感を重視するなら、さらに大きい「24インチ以上」のモデルを検討してみてください。保管スペースは取られてしまいますが、タイヤが大きい分、安定感が増しデコボコ道や長い距離でも快適に走ることができますよ。

●折りたたみ電動自転車:タイヤの太さや自転車本体の重さをチェック

 街乗りメインで使うなら、細めのタイヤを搭載した自転車がおすすめです。スムーズにこぎ出せるため、信号や人通りで止まったり走ったりを繰り返す街乗りには、ちょうど良いタイプになります。

 ただし、舗装されている道なら走りやすいものの、段差がある場所やデコボコ道の走行には向いていません。

 旅先やアウトドアシーンで舗装されていない道を走行するなら、太めのタイヤが付いているモデルを選びましょう。クッション性が高く、地面からの衝撃を吸収してくれます。安定感にも優れているため、これなら少々荒れた道でも快適に走行できるでしょう。

 あわせて、自転車の重さも確認しておきましょう。重た過ぎると運び出すのを負担に感じてしまい、乗るのがおっくうになる可能性もあります。折りたたみ自転車の中には20kgを超えるモデルも多いですが、できれば16kg前後のモデルを選びましょう。

 中には、12kg以下のさらに軽いモデルもありますので、女性や力に自信がない人は、こうした軽量モデルの購入を検討してみてください。

●折りたたみ電動自転車:1回の充電で何km走れるのか?

 折りたたみ電動自転車を選ぶ際は、バッテリーの容量にも注目しましょう。バッテリー容量が大きいと、1回の充電でアシスト機能を使いながら長距離走れるので、充電頻度を減らすこともできます。

 そのため、毎日のように使うという人は、10Ah以上の容量の大きいモデルがおすすめです。ただし、容量が大きいと、その分価格は高くなるので注意しましょう。

 自転車を使う頻度が少ない場合は、5Ah以下のモデルでも問題ないでしょう。容量が少ない場合でも、10km以上はアシスト機能付きで走れることが多いので、たまに買い物で使ったり、旅先でちょっとしたサイクリングを楽しんだりする程度なら十分と言えます。

 また、選んだ走行モードによっても、アシスト機能で走れる距離は変わってきます。多くの場合、パワーモード、オートモード、エコモードのように複数のモードが搭載されており、状況に応じてモードを切り替えて、アシストのパワーを変更できるようになっています。モードごとに走行距離の目安があるので、そちらもチェックしておきましょう。

●折りたたみ電動自転車:おすすめモデルはコレ!

カイホウ「電動アシスト自転車 SUISUI Street」

 カイホウの「電動アシスト自転車 SUISUI Street」は、5.8Ahのバッテリーを搭載したモデル。1回の充電で、最長約30kmの距離をアシスト機能付きで走行できます。

 ハンドルの部分にコントローラーが付いており、エコ、平坦、坂道の3つのアシストモードが選択可能です。6段変速ギアも付いており、状況に合わせて走りやすいよう、ギアを変更できます。

 タイヤのサイズは約20インチ、重さは約22kgです。折りたためば、約68(幅)×約87(高さ)×約52(奥行き)cmまでコンパクトになります。販売価格は7万円前後です。

グラフィス「電動アシスト自転車 GR-MAX」

 グラフィスの「電動アシスト自転車 GR-MAX」は、2Lペットボトルが6本入るかご付きのモデル。お買い物など日常的なシーンで活躍する自転車です。

 タイヤのサイズは約20インチ、重さは約24kg、バッテリー容量は5.8Ah、充電時間は約3〜4時間となっています。アシスト機能については、エコ、平坦、坂道の3つのモードを切り替えながら使用できます。

 フル充電の状態で、エコなら約33km、平坦なら約25km、坂道なら約20kmアシスト付きで走行できます。折りたたむと、約50(全幅)×約82(全長)cmになります。販売価格は7万円前後です。

HUMMER「折りたたみ電動アシスト自転車 NX-HMF206DMYE」

 HUMMERの「折りたたみ電動アシスト自転車 NX-HMF206DMYE」は、5.8Ahのバッテリーを搭載したモデル。エコモードなら1回の充電で最長約35kmのアシスト付き走行が可能です。

 3種類のアシストモードと6段変速ギアを搭載しており、状況に応じて切り替えられます。重さは約20.6kg、充電時間は約4時間となっています。

 最長3時間録画できるサイクルドライブレコーダーや、ブレーキロック錠などの便利なアイテムが付属します。販売価格は9万円前後です。

HoldOn「HoldOn Q1J 電動アシスト自転車」

 HoldOnの「HoldOn Q1J 電動アシスト自転車」は、約16.7kgの軽量モデル。軽いだけでなく、折りたたむと約68(幅)×約61(高さ)×約41(奥行き)cmのコンパクトサイズになるので、女性でも持ち運びやすくなっています。

 3段階のアシスト機能が付いており、アシストレベル1なら1回の充電で最長約100kmという長距離をアシスト付きで走行できます。使用頻度が多い人や、旅先で長距離を走る予定がある人にはピッタリのモデルです。

 ハンドル部分にはバックライト付きのモニターが搭載されており、走行距離やバッテリー残量、走行速度などが確認できます。バッテリーのUSB電源ポートから、スマートフォンに充電することも可能です。販売価格は10万円前後です。

ミムゴ「FIELD CHAMP ノーパンク電動アシスト」

 ミムゴの「FIELD CHAMP ノーパンク電動アシスト」は、空気入れ不要のタイヤを搭載したモデル。タイヤのサイズは約20インチで、重さは約23kgです。

 エコ、平坦、距離の3つのアシストモードを搭載しており、エコモード使用時は最長約30kmの距離をアシスト付きで走行できます。充電時間は約4時間です。

 スチールフレームを採用しており、全体的にスタイリッシュなデザインとなっています。折りたたむと、約88(幅)×約68(高さ)×約46(奥行き)cmまでコンパクトになります。販売価格は11万3000円前後です。