キャンプの夜と言えば焚き火。1人で自由な時間を過ごすソロキャンプで迎える夜、焚き火の炎を見つめる時間は孤独で至福のひとときです。

 直火禁止のキャンプ場が増えている中、焚き火を楽しみたいなら「焚き火台」は必須アイテム。さまざまな商品が登場している中から、ソロキャンプに向くコンパクトな焚き火台をピックアップしてみました。商品選びの参考にしてみてください。

●ソロキャンプ用の焚き火台:サイズをチェックしよう

 ソロキャンパーの焚き火台選びでまず問題になるのはサイズと重さ。「定番」と言われる焚き火台は数人からファミリーで使えるサイズのものが多く、ソロではもてあましがち。焚き火台はステンレス製で堅牢ですが、その分重量もあります。ツーリングなど荷物を極力減らしたい場合には、焚き火台もできるだけコンパクトで軽量なモデルを選びたいものです。

 ソロ向けの焚き火台は、収納時に分解したり、折りたたんだりすることでコンパクトに収納でき、重さも1kg以下に収まっているものが多くなっています。本体のサイズに合わせて薪を選んだり、細かくする作業が必要になることもありますが、1人でちょうど良いサイズの焚き火が楽しめるのは便利。自分のスタイルに合わせて選びましょう。

 ある程度の量の荷物を積める車などでキャンプに向かうスタイルなら、この際多少の苦労(薪の用意や後片付けなど……)は覚悟の上で、定番サイズの焚き火台を使って1人で盛大に焚き火を楽しむ──というのもアリ。焚き火台が大きい方が、購入した薪をそのまま(割るなどの加工をしないまま)でも使いやすいといったメリットもあります。

●ソロキャンプ用の焚き火台:調理も楽しもう

 焚き火をしつつ、調理も楽しみたいなら、焼き網などが付属したグリルタイプの焚き火台が便利。ダッチオーブンなども使いたい場合は、耐荷重もチェックしておきましょう。

 メインが焚き火か料理かで適した焚き火台も変わってきます。料理がメインならグリル型のほうが使いやすいですね。開放的なデザインの焚き火台なら、一般的な40cm前後の薪を載せやすいのがメリットです。

●ソロキャンプ用焚き火台:おすすめモデルはコレ!

○スノーピーク(snow peak) 焚火台 S

 スノーピーク(snow peak)定番の焚き火台のSサイズです。大きさは270×270mm(高さ210mm)と1〜2人用として十分なサイズ。別売りのグリルブリッジを使えば調理も楽しめます。

○コールマン(Coleman) ファイアーディスクソロ

 定番の焚き火台「ファイアーディスク」のソロサイズ(直径約30cm、重さ約900g)。「3秒で簡単設営」をうたい、スタンドを展開するだけで準備OKという、初心者でも簡単に扱える手軽さが魅力です。大きめの薪もそのまま載せられるのは円盤形状のメリットの1つ。焼き網付きで料理を楽しむことができ、耐荷重25kgでダッチオーブン(10インチまで)も使えます。

○ロゴス(LOGOS) ピラミッドグリル・コンパクト

 ロゴス(LOGOS)の人気の焚き火台をコンパクト化したモデル。組み立ては10秒ででき、使用時のサイズは約19×19cm(高さ15cm)とコンパクトで、収納もポーチに入るサイズです。卓上用の炭火焼きコンロとしても楽しめます。

○STC ピコグリル(picogrill) 398

 スイス発の焚き火台「ピコグリル」(picogrill)。芸人のヒロシさんが愛用していることで知られていますが、その小型モデルが「ピコグリル 398」です。本体だけなら445gと軽量ですが、使用時は38.5×26cm(高さ24.5cm)と十分なサイズに。耐久性も高く、長めの薪を横にくべれば中央の通気性が高まる構造を採用しており、燃焼効率も高くなっています。

○TokyoCamp 焚火台

 ピコグリル型の焚き火台で、Amazon.co.jpの焚き火台売れ筋ランキングで常に上位の商品です。使用時サイズは約40.2×21.2×26.8cm、重さは約985g。収納時はA4サイズに収まります。本家より割安なコスパの良さも人気の理由です。

○ユニフレーム(UNIFLAME) 薪グリルsolo

 使用時サイズは約210×210mm(高さ185mm)とコンパクトですが、タフなゴトクを備えており、本格的な焚き火料理を楽しめます。別売りの「キャンプ羽釜3合炊き」がぴったりフィットするサイズです。

○ユーコ(UCO) フラットパックグリルS

 米国のアウトドアブランド「ユーコ」(UCO)のフラットパックグリルは愛用者の多い焚き火台。30秒で組み立てられるシンプルな構造ながら燃焼効率が高く、直火調理も楽しめます。収納時には薄く折りたたむことができ、持ち運びも容易です。

 ソロ向きのSサイズ(使用時24.1×17.8×20.3cm)、ファミリー向きのMサイズ(使用時34×25.4×28.5cm)の2サイズ。今春には6〜8人程度のグループに対応できるLサイズが登場する予定です。

○キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ヘキサ ステンレスファイアグリル(M) M-6498

 グリル型焚き火台の定番「ヘキサ ステンレス ファイアグリル」(M-6500)の小型版。使用時サイズは300(幅)×265(奥行き)×220(高さ)mmです。重さは約1.8kgと少し重め。安定性の高いデザインです。

○キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ソロ ライトグリル UG-93

 ピコグリル型の焚き火台。収納サイズは380(幅)×300(奥行き)×20(厚さ)mmとコンパクトですが、組み立てると415(幅)×240(奥行き)×230(高さ)mmと、40cmの薪を切らずに載せられるサイズ感です。付属のゴトク(耐荷重2kg)は鍋の大きさに合わせて好きな位置にスライドでき、高さも3段階に調節可能。コスパも良好です。

○キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) カマド スマートグリル B6型(3段調節)

 キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)の、名前通りかまど型のグリルです。ロストル(炭受け)の高さを3段階に調節でき、焚き火や炭焼きなど各種用途に対応。固形燃料やアルコールストーブなどをセットして、卓上グリルとしても活躍します。B6型(200×125cm)のほか、B5型(255×180cm)もラインアップ。コスパも魅力的です。

○笑's コンパクト焚き火グリルB-6君

 折りたためば厚さ18mmになり、重さ500gというB6サイズの焚き火台。別売りのグリルプレートやステンレスグリルを使えばグリル調理も楽しめます。

○バンドック(BUNDOK) 焚き火 LOTUS

 コスパに優れたキャンプギアで知られるバンドック(BUNDOK)のコンパクトなモデル。重さは約1.0kg、組み立てると約370×370×310mmと扱いやすいサイズです。網付きで料理も楽しめます。

○MONORAL(モノラル) Wireflame(ワイヤフレーム)

 火床に特殊耐熱クロスを採用した焚き火台。分解折りたたみ式アームと組み合わせ、バックパックに入る超コンパクトな収納サイズを実現しています。市販の一般的な焼き網(幅38cm)をそのまま載せたり、別売りのゴトクアタッチメントを使えば料理も楽しめます。特殊耐熱クロスは消耗品(交換目安は約50時間使用)。より通気性に優れるステンレスメッシュもオプションで用意されています。

○DOD(ディーオーディー) ぷちもえファイヤー

 “国語辞典サイズ”という焚き火台。独特の形状により、通常の焚き火では見ることのできない2次燃焼の炎がきれいに見えるようになっています。燃焼効率が高く、煙が少ないのも特徴です。付属の網で調理も可能。より大きな、40cmサイズの薪が入るモデル「めちゃもえファイヤー」もソロで十分楽しめる大きさです。

○DOD(ディーオーディー) 秘密のグリルちゃん

 特殊耐熱メッシュ(ステンレス)の火床とフレーム、焼き網からなる焚き火台です。火床のサイズは240×240mmと比較的大きく、薪をくべやすくなっています。収納時サイズはコンパクト。

●焚き火シートも用意しよう

 焚き火台の下に敷いておく「焚き火シート」(スパッタシート)も用意しておきましょう。環境へのダメージを最小限しつつ、焼けた薪や灰から受け止め、片付けも楽になります。