テレワークに切り替わり、自宅の作業環境を見直さなければならないこともあるでしょう。大事な文書を印刷したり、書類をスキャンして会社に送ったりすることもあるはず。そんなときに便利なのが「プリンター(複合機)」です。

 印刷はもちろん、スキャンやコピーなど1台に複数の機能が搭載されているのが複合機の魅力。最近では、機能性が充実していながら価格が安めのものも多く、個人でもコスパ良く導入することができます。

 とはいえ、文書を大量印刷したいのか、写真をきれいに印刷したいのかなど、用途によって選ぶべき製品は変わってきます。今回は、こうした選ぶ際のポイントに触れつつ、おすすめのプリンター(複合機)を紹介していきます。

●プリンター(複合機):多機能なのに安い「インクジェット複合機」

 「インクジェットプリンター」は、インクを紙に吹き付ける形で印刷するプリンター。色彩表現に優れているのが特徴で、写真やイラストの印刷における再現性の高さが魅力です。解像度が高く、色のコントラストまで繊細に表現できるようなモデルもあります。

 インクジェット複合機の場合、印刷やコピー、スキャンをはじめ、機能性が充実しているモデルでも、比較的安いというメリットもあります。コスパ重視の人、安いプリンターが欲しい人にピッタリです。

 一方、「レーザープリンター」は、トナーとドラムを使って紙に圧着する形で印刷するプリンター。文書印刷は得意ですが、解像度が低めなので写真の印刷には不向きです。

 ただし、インクジェットプリンターに比べて、印刷速度が段違いに早く、文字がにじみづらいということもあり、モノクロの文書や資料を大量印刷するのにピッタリ。カラー対応のものは高額ですが、モノクロのみならインクジェットプリンターと同じくらい安いモデルも出ています。コスパ重視の人は、モノクロだけに対応したモデルを探してみてください。

●プリンター(複合機):写真を鮮明に印刷したいなら、6色のモデルがおすすめ

 チラシを印刷したい、家族の思い出をきれいに残したいなど、写真やイラストの印刷を重視する場合は、インクジェットプリンターを選びましょう。その上で、ワンランク上の鮮明で美しい色彩表現を求めるなら、インクの色数に注目してみてください。

 インクの色数が多いと、その分より精度高く写真の色合いを表現できます。現在の家庭用プリンターは4〜6色に対応しているものがほとんど。細かなコントラストまで繊細に表現された写真をプリントしたい場合は、6色のモデルを選びましょう。

 ただし、基本的に色数が多いモデルは価格も高くなりがちです。4色でもある程度きれいに印刷することはできますし、4色なら価格も安めです。こうした要素も踏まえて、用途に合ったモデルを選んでくださいね。

●プリンター(複合機):ADF機能やスマホ連携など機能性をチェック

 機能性に優れたモデルを選ぶことで、作業効率がアップすることもあります。例えば、「自動両面プリント機能」が搭載されているモデルなら、表の印刷が終わると自動的に裏面の印刷が始まるので、紙を自分でセットし直すという手間がなくなります。

 また、大量の資料をコピー・スキャンしなければならないこともあるでしょう。そこで便利なのが「ADF(オートドキュメントフィーダー)」という機能。セットした複数枚の原稿を順次スキャナーに送り込んでいくので、1枚1枚原稿をセットする必要がなくなります。

 あわせて「スマホ連携機能」の有無も確認しましょう。この機能があれば、スマートフォンに記録した写真などのデータを、専用アプリ等を使ってプリンターに送ることができます。ケーブルを接続する手間が掛からず、スマホ画面の操作で手軽に印刷できるのです。

●プリンター(複合機):おすすめモデルはコレ!

キヤノン「A4インクジェット複合機 PIXUS TS5430」

 キヤノンの「A4インクジェット複合機 PIXUS TS5430」は、プリント、コピー、スキャンに対応したモデル。インク色数は4色で、背面トレイに普通紙100枚、前面カセットに普通紙100枚をセットすることができます。

 自動両面プリント機能を搭載しているので、自分で用紙をセットし直すことなく、スムーズに両面印刷を完了させることができます。スマホやタブレットと連携して、写真等を印刷することも可能です。

ヒューレット・パッカード「HP ENVY Inspire 7221」

 ヒューレット・パッカードの「HP ENVY Inspire 7221」は、プリント、コピー、スキャンなどに対応しているインクジェット複合機。インクは4色ですが、きめ細かな色彩表現で写真等を印刷できます。紙は最大A4サイズまで対応しており、普通紙125枚をセットすることが可能です。

 全体的にスタイリッシュなデザインを採用しており、洗練された雰囲気を醸し出しているのも魅力の1つです。大きめで見やすいカラータッチスクリーンを搭載。モノクロ文書なら1分で約15枚、カラー文書なら1分で約10枚印刷することが可能で、比較的印刷スピードの早いモデルとなっています。

 「Wi-Fi Direct機能」を搭載しており、パソコンはもちろん、スマホなどの端末と直接接続して、ワイヤレス印刷することが可能です。その他、自動両面プリントにも対応しており、効率良く両面印刷を行うことができます。

エプソン「カラリオ EP-714A」

 エプソンの「カラリオ EP-714A」は、プリント、コピー、スキャンに対応しているインクジェット複合機。カードや名刺サイズから、A4サイズの用紙まで対応。スマホと連携して、スマホの写真や文書を印刷することができます。

 インクは6色を採用しており、美しく繊細な色彩表現で写真を印刷することが可能です。プリントの質にこだわる場合や、思い出をきれいに残しておきたいなら、ピッタリのモデルと言えます。

 無線LAN接続に対応しているので、ワイヤレスでパソコンやスマホから手軽にプリンターを操作できます。

ブラザー「レーザープリンター DCP-L2550DW」

 ブラザーの「レーザープリンター DCP-L2550DW」は、プリント、コピー、スキャンなどに対応しているモノクロレーザー複合機。毎分約34枚の高速プリントが可能で、文書や資料をどんどん印刷することができます。

 自動両面プリント機能、拡大・縮小コピー、スマホ連携機能など、便利な機能を多数搭載しています。ADF機能も付いており、最大50枚の異なる原稿を次から次へと読み取って、連続コピーすることが可能です。1枚ずつガラス面に置くという手間が省略されます。

 最大用紙サイズはA4で、トレイに250枚セットできる仕様。無線LAN接続に対応しているので、ケーブルが届かない離れた場所からでも指示が出せます。

キヤノン「A4モノクロ複合機 Satera MF244dw」

 キヤノンの「A4モノクロ複合機 Satera MF244dw」は、プリント、コピー、スキャンに対応したモノクロレーザー複合機。毎分27枚の高速モノクロ印刷が可能。最大35枚のADF機能を搭載しており、さまざまな原稿を効率良くコピーできます。

 拡大・縮小コピーや両面印刷機能など機能性が充実しているモデルです。専用アプリを使えば、スマホやタブレットなどモバイル端末の写真をプリントすることもできます。

 無線LAN接続に対応しており、ダイレクト接続なら最大5台まで同時接続可能。ケーブルをつなぐ手間を省き、ワイヤレスでプリントやスキャンの指示が送れます。