年収1000万円は、一般的な平均年収を超えています。都心在住で年収1000万円は、大企業に入れば決して珍しくありません。しかし都心で暮らす場合、家賃や生活費が高いうえに交際費にもお金がかかるでしょう。もちろん生活に困る事はありませんが、ぜいたくしていると手元にお金を残すのは難しいです。   本記事では、地方在住で年収1000万円世帯の人はどういう生活レベルなのかや、家賃や生活費、貯金等について詳しく見ていきます。

住宅費や家賃について

都心部に比べると、地方では住宅費や家賃が安いです。そのため、同じ価格でも都心と比べると大きな家に住めるでしょう。一般的に収入に対して家賃は25〜30パーセント程度が目安なので年収1000万円の場合、月の手取りを考えると約20万円程度を住宅費用に充てられます。
 
都心部で約20万円だと、それほど大きな家やマンションを借りることは難しいですが、地方の場合だとそれなりに大きな家やマンションを借りられるでしょう。そのため、比較的大きめな家やマンションに住んでいる世帯が多いです。
 
また、家やマンションを購入するときも同じことがいえます。年収1000万円世帯の場合、購入できる平均額は大体5000万円ほどの物件です。都心より地方で購入した方が、大きい家やマンションを購入できるので、地方在住の1000万円世帯の人は同じ値段で大きな物件を購入する世帯も多いです。
 

自家用車について

車は地方在住者にとっては移動手段として必要不可欠です。そのため、ほとんどの世帯が車を所有しています。都心部だと、公共交通機関がそろっており駐車場代も高いため、車を所有している世帯も多いでしょう。一方で、年収1000万円世帯で車を所有していないケースも少なくありません。
 
しかし、地方在住の場合は電車やバスの数本も少なく駅も少ないため、移動に自家用車がかかせません。年収が1000万円であれば余裕がありますし、土地も広く駐車スペースもあるため、仕事用と家族用など複数台所有している世帯もいます。
 

食費や子供の教育費、そして娯楽費について

地方の食費については、都心のように高級デパートや高級スーパーは多くないため、いつも高級な食材を買っているわけではありません。普段は近くにあるスーパーで買い物をするケースが多いため、食費は安く済ませられます。
 
また、近くにスーパーがない場合は、週に1回程度大きな町まで車で買い出しへ行き、食材をまとめて1週間分買ってくる世帯も多いです。他にも、年収1000万円世帯は生活費に余裕があるので、多少高くてもネットで無添加のものや国産のものを注文する人も増えています。
 
それから子どもの教育費については、経済的に使える金額もあるため、複数の習い事をさせている世帯もいます。ただ、地方だと都心と違って家の近くに習い事教室がないので、毎回親が車で送り迎えをする大変さはあります。
 
娯楽費は、年収1000万円世帯だと家賃や食費、光熱費を払ってもまだ余裕があるため、毎月趣味や娯楽にお金を費やす世帯も少なくありません。ただ、独身ならお金を趣味に費やせますが、結婚していて配偶者や子どもがいると、その額もかなり減る可能性があります。
 
それでも、旅行は計画貯金の必要もなく行けますし、外食をしても財布は痛くなりません。また子どもに少し高めの服を着させたり、高性能の家電を購入したり、高めの時計を買うこともできるでしょう。
 

貯金について

地方在住で年収1000万円世帯は、よほどぜいたくをしなければ年間で約250〜300万円程度は貯金できます。毎年これだけの額を貯金していれば、急な大きな出費にも対応できますし、退職後の生活もかなり楽になります。
 
ただ、地方在住の20~30代の若い1000万円世帯は、老後の資金を貯めるのは40〜50代でも十分に間に合うと考え、貯金よりさらなるステップアップを目指して自己投資をしている人も多いです。
 

地方在住の1000万円世帯はある程度余裕のある生活が可能

地方は都心より物価は安いため、1000万円世帯は余裕のある生活が送れるでしょう。家賃も都心より安く同じ値段でも大きな家に住めますし、食事や趣味、子どもの習い事、貯金にお金を費やすこともできます。
 
また移動手段に車は必須ですが、土地も広く複数台持っている世帯も多いです。つまり地方在住の1000万円世帯の生活レベルは、豪遊生活はできませんが比較的余裕のある生活ができるでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 
監修:新井智美
CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員