自分や家族との、夏休みの旅行計画を考えている方々が多いと思います。   旅行を楽しむ前に、「もしものとき」に備えて、保険加入を考えてみるのはいかがでしょうか?   どんな保険があるか、解説します。

旅行用保険・レジャー保険とは?

1.旅行用保険には大きく分けて「国内旅行保険」・「海外旅行保険」があります。

・国内旅行保険
国内旅行で、自宅を出発してから帰宅するまでの間に、偶然の事故によって負った自身のけがによる死亡・後遺障害・治療費用や携行品損害、他人への損害賠償などを補償する保険です。
 
・海外旅行保険
海外旅行で、自宅を出発してから帰宅するまでの間に被った、病気やけがによる死亡・後遺障害・治療費用や携行品損害、賠償責任・救援者費用などを補償する保険です。
 

2.レジャー用保険とは、ハイキングやゴルフなどのスポーツやレジャーを楽しむ最中に、偶然に発生したけが・物品の損害などを補償する保険です。

自分自身のけがに対する補償だけでなく、第三者にけがを負わせてしまったときの賠償責任補償や、登山などで遭難した場合の捜索費用(救援者費用補償)などもあります。
 

国内・海外旅行保険のメリット・デメリット

1.国内旅行保険のメリット例

以下のような補償をうたう保険もあります。
 
・短期間の旅行の場合は掛け金が安く設定されており、日帰り旅行も補償される保険
・飛行機を使う場合、欠航したときの宿泊費用を補償する特約がある保険
・1つの契約で家族などの同行者も補償対象となる保険
(旅行期間が同一に限るなど、加入条件があるので事前確認が必須です)
 

2.国内旅行保険のデメリット例

・旅行中に病気になり通院・入院・死亡した場合と、地震・噴火・津波は補償対象外です。(ただし、食中毒は補償対象です)
 

3.海外旅行保険のメリット例

・海外での高額な医療費がカバーされるのが1番のメリットです。
(病気については保険金の支払いに制限があり、補償されない場合もあります。)
 
このほかに、以下のような補償をうたう保険もあります。
 
・旅行中の予測できない事態(盗難・飛行機の遅延など)の補償
・トラブルの際に「日本語で対応してくれるデスク」「病院での通訳を手配」など困ったときに役立つサービス
・事故の際に家族が現地に行くための交通費や現地滞在費などの補償
 

4.海外旅行保険のデメリット例

・旅行に行くたびに加入手続きが必要なため、手間がかかります。
・現金、小切手、預貯金証書、クレジットカード、コンタクトレンズ、サーフィンなどの運動を行うための用具などは、携行品損害補償の対象に含まれていない場合もあります。
 

レジャー保険のメリット・デメリット

1.レジャー保険のメリット例

・保険期間が短期から長期のものまであり、目的に応じて選べます。
・「スキー保険」「ゴルフ保険」など、特定のレジャーに特化した保険や、ハイキングなど複数人で行うレジャー向けに団体で加入できる保険もあります。
 

2.レジャー保険のデメリット例

・補償の適用範囲は各保険会社・保険商品によって異なります。
・故意または重大な過失によるけがなどは、補償の対象外となる場合もあります。
 

自分に必要な補償を考えてみよう

保険加入前に事前にチェックした方が良い事として、例えば以下のようなポイントが考えられます。

・すでに加入している保険(損害保険など)と、補償内容が重複していないか
・保険が適用される範囲と期間が、自分の旅行・レジャー計画と合っているか
・海外旅行に出掛ける際は、クレジットカード付帯の保険で十分か
・保険で支払われる保険金額の上限は、旅行先(国内・海外)の医療費などの相場金額をまかなえるか

(国内は「高額医療費制度」など医療費負担がある程度軽減される場合があります。)

 

お出掛けの前に

旅行保険・レジャー保険には、出掛ける当日にネットやコンビニなどで加入できる保険がいくつか登場していて、思い立ったときに安心を備えられるのがポイントです。
 
保険には請求期限や支払条件があるため、入院・事故などで自分で保険金請求ができない場合に備えて、保険の加入控(文書・メールなど)を、出発前に家族などに知らせておくことをおすすめします。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部