2022年4月、アサヒビールは同年10月よりビールなど飲料の値上げを発表しました。アサヒビールに続き、サントリー、サッポロ、キリンも値上げを発表したことで、大手4社が一斉にビールの値上げを発表した形です。では、実際に10月の値上げを受けて、ビールの価格はどれくらい変わったのでしょうか。   今回は、大手4社の人気銘柄の価格推移を紹介します。

アサヒビールの価格推移

アサヒビールでは、2022年10月1日出荷分からスーパードライ、スタイルフリー、クリアアサヒなどの価格改定を実施しました。「価格.com」の価格推移グラフによると、人気銘柄であるスーパードライ(350ml×24缶)の9月30日の平均価格は5029円で、11月17日現在の平均価格は5102円です。24缶で73円、1缶あたり約3円の値上がりとなっています。スーパードライ 生ジョッキ缶(340ml×24缶)の価格推移は、同期間で4817円から4822円で、24缶あたり5円の値上がりにとどまりました。
 

サントリーの価格推移

サントリーでも、同じく2022年10月1日出荷分からザ・プレミアム・モルツ、金麦などの価格改定を実施しました。価格.comによると、金麦(350ml×24缶)の9月30日の平均価格は3355円で、11月17日現在の平均価格は3430円です。アサヒ スーパードライとほぼ同じ、24缶で75円の値上がりとなっています。一方、ザ・プレミアム・モルツ(350ml×24缶)の9月30日の平均価格は5843円で、11月17日の平均価格は5820円とこちらは値下がりしていました。公式サイトによると、ザ・プレミアム・モルツも価格改定の対象商品ですが、現状では大きな値上げは見られません。10月1日出荷分の商品がまだ市場に出回っていないか、販売店が努力して販売価格を抑えていることが考えられます。
 

サッポロとキリンの価格推移

サッポロとキリンの価格推移についても見ていきましょう。サッポロでは、2022年10月1日出荷分からサッポロ生ビール黒ラベル、ヱビスビール、サッポロ GOLD STARなどの価格改定を実施しました。価格.comによると、ヱビスビール(350ml×24缶)の9月30日の平均価格は5439円で、11月17日現在の平均価格は5670円です。24缶で231円、1缶あたり約10円の値上げとなっており、今回調査した銘柄の中では一番の値上げ率でした。ヱビスビールを日常的に飲む方にとっては影響が大きいでしょう。
 
一方のキリンでも2022年10月1日出荷分からキリン一番搾り生ビール、淡麗グリーンラベル、本麒麟などの価格改定を実施しました価格.comによると、麒麟 淡麗グリーンラベル(350ml×24缶)の9月30日の平均価格は3633円で、11月17日現在の平均価格は3744円です。24缶で11円の値上がりとなっており、わずかですが消費者の負担は大きくなりました。人気銘柄の本麒麟についても、24缶で120円ほどの値上がりとなっています。
 

大手4社ともビール価格が値上がり

大手4社が2022年10月よりビールなど飲料の値上げを実施したことにより、各社の人気銘柄は若干値上がりしました。今回調査した中で最も値上げ率が高かったのは、サッポロ ヱビスビールで平均価格は24缶で231円の値上がりとなっています。10月1日出荷分の商品がまだ店頭に並んでいないケースもあるため、今後店頭価格がさらに値上がりする可能性もあるでしょう。
 

出典

価格.com アサヒビール スーパードライ350ml ×24缶 価格推移グラフ
価格.com アサヒビール スーパードライ 生ジョッキ缶340ml ×24缶 価格推移グラフ
価格.com サントリー ザ・プレミアム・モルツ350ml ×24缶 価格推移グラフ
価格.com サントリー 金麦 350ml ×24缶 価格推移グラフ
価格.com サッポロビール ヱビス 350ml ×24缶 価格推移グラフ
価格.com キリンビール 麒麟 淡麗グリーンラベル 350ml ×24缶 価格比較
価格.com キリンビール 本麒麟 350ml ×24缶 価格推移グラフ
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部