ものづくりに興味がある場合は、製造業が頭に浮かぶと思います。しかし、就職するかを決める際に、気になるのは給与がいくらなのかです。製造業の給与の平均がわかれば、就職の際の参考になります。   そこで本記事では、製造業の給与の平均について、正社員と短時間労働者に分けて解説します。また、正社員で働いた場合のボーナスについても紹介するので、参考にしてください。

製造業の平均給与はいくら?

厚生労働省の「毎月勤労統計調査 令和5年2月分結果速報等」では、労働者の平均給与を公表しています。まず、全業種の平均給与を確認すると、27万1851円となっています。この金額は一般労働者とパートタイム労働者を含んだものです。一般労働者の平均給与を見てみると、35万3050円となっています。
 
製造業の平均は31万3151円です。
 
全業種の平均給与よりも高いことがわかります。また、製造業の一般労働者の平均給与は34万2656円です。こちらについても、平均よりも高い金額となっています。製造業は給与が高い業種だといえそうです。
 

パートタイム労働者の平均給与は

それでは、パートタイム労働者の場合はどのようになっているのでしょうか?
 
同調査によると、全業種のパートタイム労働者の平均給与は9万9030円です。勤務時間内の給与は9万5669円、残業代は2746円、特別に支払われた給与が615円という内訳となっています。
 
これに対して、製造業のパートタイム労働者の平均給与は12万5611円です。勤務時間内の給与は11万8608円、残業代は6346円、特別に支払われた給与が657円という調査結果となっています。
 
これらのことから、パートタイム労働者においても製造業は給与が高い業種だとわかります。
 

製造業のボーナスはいくらくらい?

給与と同じように、収入に直接関わってくるのが賞与、いわゆるボーナスです。
 
同調査では令和4年度の平均賞与についても公表しています。業種全体の平均年末賞与は39万2975円、支給割合は1.04ヶ月分です。令和3年度の平均年末賞与は38万787円、支給割合は1.04ヶ月分でした。
 
令和3年度よりも令和4年度の方が平均賞与は高くなっています。支給割合は変わらず、平均賞与が上がっているので、給与が上がっていることで平均賞与も上がったと考えられます。
 
製造業について見てみると、令和4年度の平均賞与は51万4174円です。
 
支給割合は、1.07ヶ月分でした。令和3年度は50万2134円で、支給割合が1.04ヶ月分だったので、製造業も賞与が高くなっていることがわかります。
 
また、業種全体の平均賞与よりも、製造業の平均賞与は高いです。支給割合も多いので、ボーナスについても多くもらえることが期待できます。
 

製造業は平均よりも給与が高く、ボーナスも高い業種

本記事では、製造業の給与の平均がいくらなのかについて、正社員と短時間労働者に分けて解説してきました。製造業は、給与の平均が31万3151円で、業種全体の平均よりも高いです。また、パートタイム労働者の平均給与は12万5611円なので、こちらについても業種全体の平均よりも高いことがわかりました。
 
また、ボーナスについても業種全体の平均よりも高い水準で、平均賞与は51万4174円となっています。そのため、製造業は平均的な給与や賞与よりも高い水準の業種であるといえそうです。ものづくりに興味のある人は、これらのことを参考に、就職や転職活動に活かしてください。
 

出典

厚生労働省 毎月勤労統計調査 令和5年2月分結果速報
厚生労働省 毎月勤労統計調査 令和4年2月分結果速報
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー