コンビニエンスストアには、さけ、ツナマヨネーズ、梅、辛子めんたいこなど、さまざまなおむすびが販売されています。定番人気の「塩むすび」は、シンプルな味付けや価格の安さが魅力です。同じ塩むすびであっても、各コンビニエンスストアによって価格が若干異なります。   本記事では、大手コンビニのおむすびの価格を比較して、最もコストパフォーマンス(以下、コスパ)がよいおむすびがどれなのか、検証してみました。

そもそも「塩むすび」とはどのようなおむすび?

塩むすびは、塩だけで握ったおむすびのことです。梅干し、辛子めんたいこ、さけなどの具材が一切入っていません。塩のみのシンプルな味付けとなっているため、お米本来のおいしさが楽しめます。
 
また、塩むすびは具材代が発生しないことから、他のおむすびよりも価格が安いという魅力もあります。そんな塩むすびは、コンビニエンスストアでも定番人気の商品です。各コンビニエンスストアによって、「塩むすび」「塩にぎり」「塩おむすび」などといったように名称が異なります。
 

各コンビニエンスストアの塩むすびの価格


 
塩むすびは、各コンビニエンスストアによって販売価格が異なります。セブン-イレブンの価格は、100円(税込み108円)、ローソンの価格は105円 (税込み113円)です。ファミリーマートでは、93円(税込み100円)で発売されていましたが、現在(2023年5月時点)は、塩むすびは販売していません。
 
そのため、本記事では、入手可能なセブン-イレブンとローソンの塩むすびのコスパ面を比較します。各店で販売されている塩むすびには、重さについての記載がないため、ここではおむすびの重さを100グラムとして、コスパ面を検証します。
 
同じ重さであると仮定すると、セブン-イレブンの塩むすび(100円)が最もコスパがよいということになります。ローソンはコスパ面ではセブン-イレブンに劣りますが、その差はわずか5円です。
 
塩むすびの味を決める食塩の配合量にも、違いがあります。セブン-イレブンは1.4グラム、ローソンは0.85グラムとなっています。濃い味が好きな人にとっては、塩分の配合量が多いセブン-イレブンのほうがコスパがよいと感じるかもしれません。
 
セブン-イレブンとローソンの塩むすびは、カロリー面も異なります。1個あたりのカロリーは、セブン-イレブンが174kcal、ローソンが207kcalです。ローソンのほうが、より高カロリーとなっています。ダイエット中の人はセブン-イレブン、少しでも多くカロリーを摂取したい人はローソンの塩むすびを選んでみるとよいかもしれません。
 

塩むすび以外のおむすびの価格

各コンビニエンスストアでは、塩むすびのほかにも、ツナ、日高昆布、梅干しなどいろいろな種類のおむすびを販売しています。手巻きおにぎりやじか巻きなどの種類もあります。その中から、塩むすび以外でコスパのよいおむすびをいくつかピックアップしてみました。
 
各店の最安価格を調査してみたところ、セブン-イレブンが120円(税込み129.60円)、ローソンが118円(税込み127円)、ファミリーマートが 119円(税込み128円) でした。各コンビニエンスストアでは次々に新商品のおにぎりが登場しており、販売価格や味のバリエーションなどが時期によって異なります。
 
コスパのよいおむすびを探しているのであれば、公式ホームページで発売情報をこまめにチェックしておくとよいでしょう。
 

コンビニエンスストアのおむすびで最もコスパがよいのは塩むすび!

各コンビニエンスストアでは、いろいろな種類のおむすびがそろっていますが、最もコスパがよいのは塩むすびです。セブン-イレブンの塩むすびは、108円で購入できます。ローソンの塩むすびも113円 と低価格帯で販売されています。各コンビニエンスストアによって、食塩の配合量、握り具合、カロリーなどにも違いがありますので、好みで選んでみるとよいでしょう。
 

出典

セブン-イレブン 塩むすび

ローソン おにぎり

ファミリーマート おむすび

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー