春になり、新生活を迎えた方も多いと思います。中にはこの環境の変化を機に「今年こそは節約してみよう!」と意気込んでいる方もいるのではないでしょうか?   物価上昇の波がおさまらない今、ランチではお財布にも体にもやさしい弁当持参にチャレンジしてみませんか。購入・外食派のあなたもこれを読めば明日から、「弁当持参派」になるかもしれませんよ。

弁当持参派と購入・外食派のどちらが多い?

20〜65歳のオフィスで仕事をしている会社員に、ランチで主に食べているものは何かをアンケート調査した結果によると…
 

弁当持参派 購入・外食派
32.3% 63.4%

 
※Spicomiによる調査結果より筆者作成
 
およそ3割の会社員が弁当を持参し、およそ6割がコンビニやテイクアウトなどで購入するか外食しているというランチ事情がわかりました。では、金額の差はどのくらいなのでしょう。
 

ランチにかける平均額は?


 
コロナ禍を経て、物価高にあえぐ昨今、弁当持参派と購入・外食派のランチ代はそれぞれいくらくらいなのでしょうか。ホットペッパーグルメ外食総研 「有識者のランチ実態調査」によると、平日のランチ1回あたりにかける予算の平均は、弁当持参派(「自炊、または家族等が作った食事・弁当」)は368円でした。
 
一方購入・外食派では、一番高かったのは「出前、デリバリーしたもの」で1274円、二番目に高かったのは「外食店内での食事」で1104円、三番目は「外食店からテイクアウトしたもの」で876円でした。
 
弁当持参派と購入・外食派の上位との金額の差を見てみると
 

弁当vs. 出前・デリバリー=368円vs.1274円=906円
弁当vs. 外食店内での食事=368円vs.1104円=736円
弁当vs. 外食店からのテイクアウト=368円vs.876円=508円

 
となり、その差は歴然です。
 

手軽に節約してみる!

とはいえ、毎日弁当を用意する気力も自信もないという方は、まずは少しだけでも変化を取り入れてみてはいかがでしょうか。
 
例えば外食店ではなくコンビニなどのイートインにしてみる、おかずだけを購入して、主食のパンやごはんは家から持参する、など。それだけでもお財布から出ていくお金はずいぶん変わってくるはずです。また、おかずは手作りにこだわらず、冷凍食品やスーパーのお惣菜コーナーで売られているものでもかまいません。
 
日々のことなので、習慣を変えれば節約につながること間違いなしですよ!
 

出典

Spicomi ランチ代平均金額と高いのはいくら?昼食代500円は高い?

ホットペッパーグルメ外食総研 「有識者のランチ実態調査(2022年3月実施)」

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー