ワークショップやセミナーを開くときには告知が必要です。参加費は事前振り込みか当日精算にするのかを決めます。当日精算なら、お釣りや領収書の準備も必要でしょう。
 
問題は開催当日です。準備でバタバタしているところに参加客が来ます。受付でお釣りを渡したり、領収書を書いたり、いただいたお金を管理しなくてはなりません。遅れてくる参加客のケアも必要です。
 
そんな雑用(といっても大切な用事)に追われて、肝心のワークショップやセミナーの内容がおろそかになってしまいがちです。
 
ほんとうは手伝ってくれるスタッフがいればいいのですが、見つからなかったり、人件費が出せなかったりするときもあるでしょう。雑用のすべては無理でも、その一部は何とかアウトソーシングしたいものです。
 
ワークショップやセミナーの雑用をサポートしてくれるサービスとして、よく使われるのがPeatix(ピーティックス)というイベント管理&グループ運営サービスのプラットフォームです。
 
ワークショップやセミナーを開きたい場合、Peatixにグループ登録してイベントを作成します。それをそのまま、イベント告知ページとしてSNSなどで活用できるので、他に告知サイトを作らなくてもいいのです。
 
イベントを公開したら、参加希望者はパソコン、スマホ、アプリなどからチケットを申し込むことができるようになります。参加費をコンビニ払いやクレジットカードなどで振り込んでもらうと、参加者のスマートフォンがチケット代わりになります。
 
これを利用すれば、当日お釣りや領収書など、お金の受け渡しでバタバタすることはありません。ただし、参加者がある程度スマホやネットに慣れている必要があります。
 
Peatixは「無料イベント」開催の場合、事前の登録も含め利用料は一切かかりません。「有料イベント」(事前決済)の場合、販売手数料4.9%プラスチケット一枚当たり99円の利用料がかかります。
この売上金は、イベント終了後5日営業日以内に振り込まれます。
 
たとえ手伝ってくれるスタッフが確保できても、当日はいろんなアクシデントがあるものです。雑用はアウトソーシングした方がワークショップやセミナーに集中できるでしょう。

ワークショップ専門のプラットフォームを利用する

自分主催の有料ワークショップやセミナーを定期的に開いていきたいという場合には、TABICA(タビカ)のようなサービスを使ってもいいかもしれません。TABICAは、「街歩き」や「自然体験」など、おもしろい体験の提供&予約サービスのプラットフォームですが、「ワークショップ」の開催支援にも力を入れているようです。
 
ワークショップを企画・開催する人をホストと呼びますが、そのホストとして登録し、開催したいワークショップをTABICAのホームページで公開していきます。つまり、集客のための告知からサポートしてもらえるのです。
 
問題なのは、本当にそのワークショップの内容で人が集められるかどうかです。そこはTABICAの運営と相談して、より人が集まりやすそうな内容にブラッシュアップしていく必要があります。
 
TABICAの場合も、当日のお金のやり取りに手間取ることはありません。参加料金の受付などをすべて代行してもらえて、手数料は10%です。
 
TABICAでどんなワークショップが開かれているのかを見てみると「【小学生向け】みかんを使って自由研究」(東京)「【子どもに大人気!】3Dプリンタを使ってマスコットランプを作ってみよう」(大阪)「今の自分を映し出す?!糸かけ曼荼羅アート」(東京)「暑い夏に、ベンガラ染め体験+流しそうめん体験をしよう!」(埼玉)など魅力的なメニューが並んでいます。
 
どうぞ、自分主催で有料のワークショップやセミナーを開きたい人は参考にしてください。
 
 
Text:藤木 俊明(ふじき としあき)
明治大学リバティアカデミー講師・副業評論家