つくばエクスプレスの運賃は高いけど交通アクセスが良好!
つくばエクスプレスは、2005年8月に開業した路線です。茨城県、埼玉県、千葉県、東京都の4つを結ぶ路線となっており、始発のつくば駅から終点の秋葉原駅までは約1時間でアクセスできます。
なお、快速を利用すれば、45分ほどでアクセス可能です。乗り換えなし、1時間以内でアクセスできますので、都内へ通勤するには、交通の便がよいエリアといえるでしょう。しかも、始発駅から乗車すれば座れる確率が高くなるので、通勤の体力的負担も減らせることでしょう。
ただし、つくばエクスプレスは、運賃が高めとなっています。つくば駅から秋葉原駅までの運賃は、大人1人あたり1210円(ICカード利用時は1205円)です。往復では2420円の運賃がかかります。
交通費が出ない職場、もしくは、支給上限がある職場にお勤めの場合には、交通費の負担が多くなり、生活費が圧迫される可能性がでてくるかもしれません。つくばエクスプレス沿線で暮らすのであれば、職場から支給される交通費の額をよく確認しておいた方がよいでしょう。
つくばエクスプレス沿線は家賃相場が安い駅が多い
つくばエクスプレスは運賃が高めですが、沿線には家賃相場の安い駅が多い傾向です。交通費が全額支給される職場に勤めている人であれば、つくばエクスプレス沿線で手ごろな家賃の物件を選ぶことで、コスパの良い暮らしができるでしょう。
大手不動産サイトの情報によると、つくばエクスプレス沿線のワンルームマンションの相場は、つくば駅が4万4000円、柏の葉キャンパス駅が5万円です。柏の葉キャンパス駅から秋葉原駅までの移動時間は約30分です。片道の運賃が682円となっていますので、交通費を抑えながら生活できるでしょう。
柏の葉キャンパス駅の周辺には、大型ショッピングセンター、飲食店、病院などがそろっており、暮らしやすい環境が整っています。広大な公園もありますので、自然を感じながらのんびりと生活できるでしょう。
なお、同じつくばエクスプレス沿線でも、都内にある駅は家賃が高い傾向です。家賃相場は、秋葉原駅が9万3000円、新御徒町駅が8万7000円、浅草駅が7万5000円となっています。
東京都内で家賃を抑えたいのであれば、足立区にある六町駅周辺が候補となるでしょう。六町駅の家賃相場は、5万5000円となっており、都内では比較的安くなっています。六町駅から秋葉原駅までの移動時間は、約16分です。短時間で通勤できるというメリットもあります。
交通費や家賃だけでなく住環境も大事!
物件を選ぶ際には、住環境についても調べておいたほうがよいでしょう。交通費や家賃が安かったとしても、住みにくい物件を選んでしまうと、ストレスがたまってしまうかもしれません。内見の際に、トイレや風呂などの設備、収納スペースの有無、日当たりなどもよく確認しておきましょう。
また、暮らす街の環境も重要です。コスパよく暮らしたいのであれば、近所に安いスーパーマーケットや商店街などがある街を選んだ方がよいでしょう。安心して暮らすためにも、街の治安情報についてもしっかりと調べてみてください。
つくばエクスプレス沿線は家賃が安い駅が多いのでコスパ良く暮らすことも可能!
つくばエクスプレスならば、秋葉原まで乗り換えなしで通勤できます。ただし、つくばエクスプレスは運賃が高いのがネックです。
交通費を節約したいのであれば、より秋葉原に近い駅を選ぶのも手です。柏の葉キャンパス駅、六町駅あたりは家賃相場が低いので、生活費と交通費のバランスを取りながら暮らせるでしょう。
コスパ良く暮らしたいのであれば、交通費や家賃だけでなく、街の環境についてもよく調べておくことが大切です。
出典
つくばエクスプレス 秋葉原→つくば
つくばエクスプレス 列車別時刻表
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー