安定した職業であるというイメージが強い公務員ですが、ボーナスはいくら受け取っているのかと、気になる方もいらっしゃるでしょう。   今回は、公務員の昨年度のボーナスを民間企業と比較して、年間でどれくらい多いのかについて調べてみました。   また、公務員よりもボーナスを多くもらえる民間企業はあるのかも、あわせて解説します。

公務員の昨年の「ボーナス」を民間企業と比較! 年間でいくら多い?

内閣官房内閣人事局によると、2022年の一般職国家公務員のボーナス平均支給額は、表1の通りです。
 
表1

2022年夏 約58万4800円
2022年冬 約65万2100円
合計 約123万6900円

※内閣官房内閣人事局「令和4年6月期の期末・勤勉手当を国家公務員に支給」「令和4年12月期の期末・勤勉手当を国家公務員に支給」を基に筆者作成
 
一方で、厚生労働省の「毎月勤労統計調査」によると、民間企業のボーナス平均支給額は表2の通りでした。
 
表2

2022年夏 38万9331円
2022年冬 39万2975円
合計 78万2306円

※厚生労働省「毎月勤労統計調査 令和4年9月分結果速報等」「毎月勤労統計調査 令和5年2月分結果速報等」を基に筆者作成
 
上記から、国家公務員は民間企業と比べて、年間で45万4594円多くボーナスをもらえていることが分かります。
 

公務員よりボーナスを多くもらえる民間企業はある?

民間企業のなかでも、企業規模や産業によっては、公務員よりもボーナスが多い場合があります。実際に、受け取ったボーナスの金額が公務員よりも多かった産業を、表3にまとめました。
 
表3

電気・ガス業 情報通信業 学術研究等 金融業、保険業
2022年夏 77万3339円 68万7247円 65万9687円 64万4728円
2022年冬 80万5880円 66万2768円 63万4606円 62万1410円
合計 157万9219円 135万15円 129万4293円 126万6138円

※厚生労働省「毎月勤労統計調査 令和4年9月分結果速報等」「毎月勤労統計調査 令和5年2月分結果速報等」を基に筆者作成
 

公務員のボーナスは民間企業の平均よりも多い

公務員にとって、または民間企業に勤める方にとって、毎月の給与とは別に支給されるボーナスは魅力的です。
 
年に2回、まとまった金額をもらうことで、マイホーム・車の購入や貯金・運用など、将来への備えができます。就職や転職を考える際は、毎月の給与だけではなく、ボーナスの有無や支給実績も確認するとよいでしょう。 
 

出典

内閣官房内閣人事局 報道資料 令和4年6月期の期末・勤勉手当を国家公務員に支給
内閣官房内閣人事局 報道資料 令和4年12月期の期末・勤勉手当を国家公務員に支給
厚生労働省 毎月勤労統計調査 令和4年9月分結果速報等 ≪特別集計≫令和4年夏季賞与(一人平均) 表2 令和4年夏季賞与の支給状況
厚生労働省 毎月勤労統計調査 令和5年2月分結果速報等 ≪特別集計≫令和4年年末賞与(一人平均) 表2 令和4年年末賞与の支給状況
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー