働く人にとって、ボーナスの有無は重要な問題です。会社によって異なりますが、一般的に正社員であれば、夏と冬の年2回程度受け取ることができるでしょう。しかし多くの場合で、派遣社員は正社員と異なり、ボーナスを受け取ることはできません。本記事では、派遣社員の給与体系と、派遣社員がボーナスを受け取れるケースについて解説していきます。

正社員とは異なる派遣社員の給与体系

派遣社員の給与体系はさまざまですが、よく見られるのは、基本給と交通費のみが支給される形です。派遣社員は、通常契約期間が定められた雇用形態を採用しており、時給や日給制で働くことが多くなっています。派遣社員は、短期的または中長期的な契約に基づいて働くため、その給与体系は正社員とは異なるのです。
 
この給与形態においては、正社員のように季節ごとにボーナスを支給する制度は設けられていないことが一般的で、結果として、派遣社員がボーナスを受け取る機会はほとんどありません。
 
しかし、派遣先や派遣元の企業によっては、異なる給与体系を採用している場合もあります。例えば派遣社員の基本給が、ほかのアルバイトやパートと比較して高く設定されている場合であれば、ボーナスなどの金額が含まれていると考えることもできるでしょう。
 
また、ボーナスのように定期的な支給ではないにせよ、派遣社員に対しても特別支給金が支給されるケースもあります。出勤日数がある水準を超えると、特別報奨金が支給される給与体系をとる企業も少なくありません。
 

派遣社員にはボーナスは出ない?

派遣社員がボーナスを受け取るケースも、一部にはあります。これは、紹介予定派遣や常用型派遣といった特定の就労形態の場合です。
 
・紹介予定派遣とは?
 
紹介予定派遣は、派遣就業前または開始後に派遣先企業に職業紹介され、雇用の可能性があるケースです。こうした形態で派遣社員が働いている場合は、派遣先企業に直接雇用されることになり、その際には正社員と同様の待遇、すなわちボーナスの支給があることもあります。
 
・常用型派遣とは?
 
常用型派遣は、派遣会社の社員として指定された派遣先で長期間働く形態で、雇用期間に定めがない無期雇用派遣とも呼ばれています。この場合、派遣会社との雇用契約が継続しているため、派遣先が変わっても、給与や待遇が保証されることがあるのです。さらに、派遣先の通常の社員と同等の業務を行う場合は、同一労働同一賃金の原則に基づき、ボーナスの支給が行われることもあります。
 
派遣社員の給与体系は、派遣先企業や派遣元企業の規定によって大きく異なります。そのため、派遣社員として就労する際には、その企業の給与体系や待遇を事前に確認することが重要になります。ボーナスが支給されるかどうかは、派遣形態や雇用契約の条件によって変わるため、自分にとって最適な選択をするためには、これらの情報を理解しておく必要があります。
 

派遣社員でもボーナスをもらえる場合もある! 就労形態の適切な理解と選択が重要

派遣社員にボーナスが支給されるかどうかは、勤務形態や派遣元企業の規定に左右されます。一般的には、ボーナスが含まれないことが多いようですが、紹介予定派遣や常用型派遣のように、正社員と同様の待遇を受けられる可能性がある就労形態もあります。また、同一労働同一賃金の原則が適用される場合は、派遣社員でもボーナスを受け取ることが可能になります。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー