老後の生活資金を確保するために、個人年金への加入をすすめられることがあると思います。公的年金や企業年金だけでは老後の生活が厳しくなりそうなときは、個人年金に加入していた方が安心なのか、気になる方も多いでしょう。   本記事では、資産運用の高い効果が期待できる「変額個人年金保険」について、個人年金保険との違いや主なタイプ・向いている人の特徴なども含めてご紹介します。

変額個人年金保険とは?

株付きの個人年金のことを「変額個人年金保険」といいます。変額個人年金保険は、払い込んだ保険料の運用実績により将来受け取れる年金の額や解約返戻金などが変動するため「投資信託と個人年金が合わさった商品」と考えるといいでしょう。
 
一般的な個人年金保険だと契約時に利率が決まっており、その利率に応じて決まった基本年金額を受け取ることになります。そのため、高い利益が得られることはないものの、元本割れのリスクも少ない点が特徴です。
 
一方の変額個人年金は株式や債券などを中心に資産運用を行うため、運用結果によっては将来受け取れる将来受け取れる年金の額が殖える可能性もあります。その分、リスクは個人が負うことになるので、慎重に検討する必要があるでしょう。
 

変額個人年金保険の主なタイプは?

変額個人年金保険には、おもに「基本型」「ターゲット型」「ラチェット型」「早期年金開始型」の4タイプがあります。それぞれの特徴を公益財団法人生命保険文化センター「変額個人年金保険」を基に紹介します。
 

・基本型:運用実績に応じて積立金が変動する
・ターゲット型:あらかじめ設定した目標値に達した時点で年金を受け取るか、定額年金保険に移行する
・ラチェット型:積立金の増加に応じて年金受取総額と死亡給付金の最低保証額が引き上げられる
・早期年金開始型:契約日から1年経過すると年金の受け取りが可能になる

 
それぞれの特徴をよく確認し、自分に合ったタイプを選びましょう。
 

変額個人年金保険への加入が向いている人の特徴

変額個人年金保険には死亡保障もついているため、保障と運用の両方を希望する人に適しています。
 
万が一のときに備えながら資産を形成したい人はもちろんのこと、運用に自信がないのでプロに任せたい人にも向いています。運用実績によっては元本割れしてしまうリスクもあるため、そういったリスクを理解できている人は、加入を検討するといいでしょう。
 

リスクも理解したうえで自分に合った保険かどうか検討しよう

生命保険の加入時にすすめられたという「株付きの個人年金」のことを「変額個人年金保険」といいます。公的年金や企業年金だけでは老後の生活に不安がある場合は、変額個人年金保険への加入をすすめられて迷われることもあると思います。
 
変額個人年金保険は保障と資産運用の機能を備えているためメリットが大きいように感じますが、運用のリスクもあるため、その点も踏まえたうえで自分に合っているかどうか考えてみるといいでしょう。
 

出典

公益財団法人 生命保険文化センター 変額個人年金保険
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー