「節約のためにお風呂(湯船)につかるのは2日に1回にしているが、どれくらい節約できているのだろう?」と思ったことがある方もいらっしゃるでしょう。毎日入るのと2日に1回入るのとでは、水道代とガス代に違いが出ます。   そこで今回は、毎日湯船にお湯をためるケースと2日に1回にするケースで、水道代とガス代を比べてみました。実際に、どれくらい節約できているのかを見てみましょう。

お風呂にかかる水道代とガス代を計算してみよう

早速、お風呂(湯船)にかかる水道代とガス代を見てみましょう。なお今回は、追い炊きや足し湯機能は使用しないことを条件とします。
 
上記の条件で、1日あたりの水道代とガス代を計算してみます。
 

水道代

まずは水道代を計算してみましょう。
 
一般的には、お風呂に入れる水の量の目安は200リットルです。厚生労働省によると、全国平均で1リットルあたりの水道料金の単価は約0.2円なので、湯船1杯で水道代は約40円がかかります。
 

ガス代

次はガス代を計算してみましょう。ガス代を計算するには、以下の計算式を使用します。
 
上昇温度×水量 ÷(発熱量×熱効率)×ガス代単価
 
今回は、発熱量を1万750キロカロリー/立法メートル、熱効率を80%、ガス代単価を130.46円/立方メートル(東京ガス一般契約料金B表の基準単位料金)として計算します。
 
200リットルの水を20度から40度に上昇させた場合、1日あたりのガス代は約61円です。水道代とガス代を合計して、1回湯船にお湯をはると約101円かかることが分かりました。
 

お風呂に毎日入るのと2日に1回で水道代とガス代はどれほど節約できるのか?

前章で算出した水道代とガス代を、表1にまとめました。
 
表1

水道代 ガス代 合計
1日あたり 約40円 約61円 約101円
毎日入る(30日) 約1200円 約1830円 約3030円
2日に1回入る(15日) 約600円 約915円 約1515円

※筆者作成
 
毎日お風呂(湯船)に入るのと、2日に1回入るのとでは、水道代とガス代を合計して月に約1515円の差がありました。ただし、お湯の量や気温、追い炊き機能などの有無によってもかかる費用は異なります。
 
さらに、湯船の水量を減らしたりシャワー時にお湯を止めたりすることなどを意識すると、より水道光熱費の節約が期待できるでしょう。
 
ちなみに東京都水道局によると、シャワーを3分間流しっぱなしにした場合、約36リットルの水を消費するとのことです。そのため、15分間流しっぱなしにすると約180リットルとなり、湯船にお湯を入れるのとほぼ同じだけのコストがかかります。
 

お風呂に毎日入るのと2日に1回では、月に約1500円節約できることも

お風呂(湯船)を毎日ではなく2日に1回とした場合、月に1500円ほど節約できることが分かりました。ただし、あくまで今回指定した条件での費用となり、家庭によってかかるコストは異なります。
 
節約をするのであれば、お風呂の回数を減らすだけでなく、「湯船の水量を少なく設定する」「シャワーを出しっぱなしにしない」などを意識することも有効です。
 

出典

厚生労働省 いま知りたい水道 Q わたしたちが払っている水道料金はいくらなの?(3ページ)
東京都水道局 くらしと水道 水の上手な使い方
東京ガス株式会社 ガス料金表(家庭用/業務用・工業用 共通) 東京地区等 一般契約料金 B表
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー