結婚したい職業の上位を占めるのが、公務員と看護師です。どちらも収入面で安定したイメージがありますが、公務員と看護師が夫婦になった場合、世帯年収はどのくらいになるのか気になる人もいるでしょう。   そこで今回は、公務員と看護師の平均年収から、世帯年収はどのくらいになるか調べてみました。公務員と看護師の夫婦にはどういったメリットや苦労があるかについても紹介しますので、参考にしてください。

「公務員」×「看護師」夫婦の世帯年収はどのくらい?

内閣官房内閣人事局の「国家公務員の給与(令和5年版)」によると、行政職俸給表(一)(平均42.7歳)の平均月例給は40万5049円となっています。一般職員の場合のボーナスは年間4.4ヶ月分が年間2回に分けて支給されることから、178万2216円ほどになると予想できます。これを基に、公務員の平均年収を算出すると、664万2804円です。
 
看護師の平均年収は、総務省統計局の「令和5年賃金構造基本統計調査」を参考にできます。同調査によると、看護師(平均41.9歳)の平均賃金は以下のとおりです。
 

・きまって支給する現金給与額:35万2100円
・年間賞与その他特別給与額:85万6500円
・平均年収:508万1700円

 
公務員と看護師が夫婦になった場合の世帯年収は、平均で1172万4504円になると想定できます。もちろん夫婦それぞれの年齢や勤務年数、勤務先などによって年収は異なりますが、共働きを続ければ世帯年収が1000万円を超える可能性は高いといえるでしょう。
 

「公務員」×「看護師」夫婦のメリットや苦労すること

公務員と看護師が夫婦の場合、世帯年収の平均は1000万円超えが期待でき、経済面では安定しているといえるでしょう。
 
また、公務員は収入面のメリットに加えて、不当な理由でのリストラの心配はないでしょう。看護師も収入が安定しているといわれているほか、資格を生かして転職しやすいメリットがあります。公務員のパートナーが転勤になった場合は、移転先の地域の病院などに転職して、共働きを続けられる可能性があります。
 
公務員と看護師では、勤務時間が異なるケースもありますが、勤務時間が不規則になりがちな看護師にとって、平日勤務で定時上がりの公務員がパートナーであれば、家事や育児を分担しやすいでしょう。
 
一方で、勤務時間の違いが夫婦のすれ違いにつながるリスクもあるため、お互いに理解と協力の姿勢を保つ必要があります。家事と育児の分担についても、お互いが納得していなければ、片方が不満を抱くことになりかねません。限られた時間の中で、コミュニケーションをしっかり取ることが大切です。
 

「公務員」×「看護師」夫婦の世帯年収は平均1172万円!

公務員の平均年収は664万2804円(平均42.7歳)で、看護師は508万1700円(平均41.9歳)であることが分かりました。これを基に、公務員と看護師が夫婦になった場合の世帯年収を算出すると、平均1172万4504円になると想定できます。
 
それぞれの年齢や勤務年数、勤務先などによって実際の年収は異なりますが、共働きを続ければ世帯年収が1000万円超えになる可能性は高いでしょう。
 
公務員と看護師は、いずれも収入面で安定しているメリットがあります。公務員は不当な理由によるリストラの心配がなく、転勤があったとしても転職しやすい看護師がパートナーであれば移転先でも共働きを続けやすいでしょう。
 
ただし、勤務時間が大きく異なる点で、家事や育児の分担がしやすくなるメリットがある一方、すれ違いや片方の不満につながるデメリットもあります。限られた時間の中でしっかりコミュニケーションを取り、お互いを理解し合うことが大切です。
 

出典

内閣官房内閣人事局 国家公務員の給与(令和5年版)(11ページ)
総務省統計局 政府統計の総合窓口(e−Stat)賃金構造基本統計調査/令和5年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種 表番号1
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー