注文住宅の頭金はいくら必要?
注文住宅を建てる際、頭金がいくら必要になるかは、土地・建物の金額や住宅ローンの借り入れ状況によって異なります。
国土交通省の「令和4年度住宅市場動向調査報告書」によると、三大都市圏における注文住宅の頭金の平均額は表の通りになっています。
表1
| 項目 | 頭金 |
|---|---|
| 土地購入に対して | 約812万円 |
| 土地と建物の総費用に対して | 約2039万円 |
出典:国土交通省「令和4年度住宅市場動向調査報告書」より筆者作成
土地の有無によって頭金の平均額に大きな差があることが分かります。
また、調査の結果、自己資金の比率は、土地購入資金に対しては約29.0%、総費用に対しては約30.0%でした。
頭金をシミュレーションしてみる
頭金を2〜3割用意することを想定して、2つのケースでシミュレーションしてみましょう。
ケース1:3000万円の注文住宅(土地あり)を購入する場合
頭金:600万〜900万円
住宅ローンの借入額はそれぞれ2100万〜2400万円となります。毎月の返済額も考慮しながら、無理なく頭金を用意しましょう。
ケース2:4500万円の注文住宅(土地なし)を購入する場合
頭金:900万円〜1350万円
頭金が少ない場合は、住宅ローンの借入額が増えるため、返済期間や金利タイプを慎重に検討する必要があります。
なお、頭金の金額に悩んだ際は、住宅ローンのシミュレーションサイトなどを活用して、具体的な返済計画を試算してみるのもおすすめです。
無理のない返済計画を立てる5つのコツ
頭金の準備と並んで重要なのが、無理のない返済計画を立てることです。計画を設定する際は、以下の5つのコツを押さえましょう。
1.ライフプラン全体を見据えた資金計画を立てる
2.住宅ローンの種類と特徴を理解する
3.金利タイプごとのメリット・デメリットを把握する
4.諸費用や税金も考慮に入れる
5.FPなどの専門家に相談する
住宅ローンには、変動金利型・固定金利型・固定金利期間選択型など、さまざまな種類があります。金利変動のリスクや返済額の安定性といったそれぞれの特徴を理解し、自身に合った型を選びましょう。
また、総返済額が大きく変わる可能性があるため、各金利タイプのメリットとデメリットを比較し、リスク許容度で最適な選択をすることも重要です。
注文住宅の実現には計画性が大切
注文住宅の頭金は、三大都市圏の場合、約2039万円が平均でした。
しかし、頭金の金額は、土地・建物の値段や住宅ローンの借り入れ状況によって大きく異なります。シミュレーションを通じて、無理のない金額を見つけることが大切です。長期的な視点で返済計画を立てれば、家計の安定を図りつつ、夢のマイホームを手に入れられるでしょう。
出典
国土交通省 令和4年度住宅市場動向調査報告書
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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