昭和55年以降、雇用者の共働き世帯は年々増加し、平成9年以降は共働き世帯数が専業主婦世帯数を上回っています。内閣府「男女共同参画白書」によると、平成29年では、共働き世帯は1188万世帯、専業主婦世帯は641万世帯となっています(※1)。全世帯のうち共働き世帯が3分の2ということなんですね。   専業主婦が主流だった時代は、夫が稼いできたお金を妻がやりくりするのが一般的でした。では、共働き世帯が多くなった現在、お金の管理はどうしているのでしょうか?   「夫婦」のお金の管理・貯金アプリ『OsidOri(オシドリ)』を提供する、株式会社OsidOri(本社:東京都渋谷区)は、夫婦の家計管理に関する調査を実施しました。これからその結果を見てみましょう。  

共働き世帯では夫婦の家計は分担制が主流。

本調査では、“夫婦の家計が分担制か合算制か”をまず聞きました。「分担制」は自分のお金と家庭に入れるお金を別々にして管理する方法です。「合算制」はお財布を一つにして管理する方法。夫婦のお金を全て合算し、お小遣いを支給します。
 
専業主婦世帯では、お金の管理は合算制が75%と多いようです。一方、共働き世帯では分担制が53%と、こちらが主流になっていることがわかりました。今後も共働き世帯が増えるとすると、分担制が増えていくと予測されます。
 

専業主婦世帯の方が、夫が家計管理に口を出す。

誰がメインで家計管理をしているかについては、「妻だけ」が共働き世帯で52%、専業主婦世帯で49%と最も多い結果となりました。「夫婦一緒に」が共働き世帯で25%、専業主婦世帯で28%、「夫だけ」が6%と13%でした。
 
意外にも、専業主婦世帯より共働き世帯の方が妻に家計を任せており、共働き世帯より専業主婦世帯で、夫が管理することが多いようです。なお、共働き世帯では「どちらも把握できていない」という回答が17%もありました。丼勘定でもうまくやっていけているのでしょう。
 
夫婦で「お金の会話」ができているかどうか尋ねると、「できている」共働き世帯は59%、専業主婦世帯では58%でした。逆にいえば、4割はお金の会話ができていないことになります。
 
また、もっとお金の会話をしたいかについては、「思う」と答えた共働き世帯、専業主婦世帯ともに74%でした。夫婦でお金の話をしたいにも関わらず、あまりできていない様子がうかがえます。
 

夫婦げんかの理由はお金についてが1位

多くの夫婦が夫婦げんかをしますが、けんかの理由は共働き世帯、専業主婦世帯順位は同じで、1位「お金について」2位「家事について」3位「育児について」でした。
 
共働き世帯では専業主婦世帯よりも「家事について」でけんかをすることが多い結果になりました。お互いに働いていたら、家事も分担してほしいと思いますよね。
 
老後資金2000万円問題不足については、共働き世帯では80%、専業主婦世帯では84%と大多数の人が不安だと答えました。少子高齢化で年金財源の不足は必至なため、不安に思う人が多いようです。
 
老後資金や年金など、将来の見通しが不透明なため、早いうちから資産形成について考えたいものです。そのためには夫婦でお金のことを話し合うことが大切です。一度じっくり話し合ってみては?
 
出典


 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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