厚生労働省は、平成29年3月28日に発表した「働き方改革実行計画」を踏まえ、副業・兼業の普及促進を図っています。平成30年1月には「副業・兼業の促進に関するガイドライン」を作成しました(※1)。これにより副業・兼業を解禁する企業が増えています。
 
では、実際に副業をしている人はどんな仕事をしているのか、どのくらい稼いでいるのか気になりますよね。
 
株式会社ヒューマン・コネクト(東京都千代田区)は副業中の全国の会社員を対象に、副業に関する調査を実施しました(※2)。さっそく結果を見てみましょう。

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「時給型」の副業が最も多いが、「スキル型」「タスク型」「シェアリング型」など多様な副業のタイプがある

はじめに、現在どのような副業をしているか尋ねると、最も多いのはアルバイトなどの「時給型」が34.6%でした。次いでスキルシェア、講習などの「スキル型」が19.7%で、約2割がクラウドソーシングなどで自分のスキルを活かした副業をしていることがわかりました。
 
以下はデータ入力など、継続しない単発の軽作業のような「タスク完了型」が18.9%、空きスペースや車の貸し出しなどの「シェアリング型」が7.7%となりました。現在では、一般的な時給型のアルバイト以外にさまざまなタイプの副業があるようです。
 
副業を始めた時期については、「5年以上前」が24.0%と最も多く、早くから副業をしている人が多いことがわかりました。以下、「1〜3年前」(23.1%)、「6ヶ月〜1年前」(14.6%)、「3〜5年前」(11.3%)となりました。「働き方改革実行計画」が打ち出された3年前あたりから、徐々に副業をする人が増えてきました。
 
副業を選んだ理由については、「好きな時にできるから」が34.7%とトップで、本業に影響がない範囲で無理なくできることを重視していることがわかりました。他には、「報酬が良いから」(24.2%)、「趣味や得意なことを活かして手軽にできるから」(22.9%)、「未経験でも稼げるから」(22.4%)などの理由が続きました。
 

副業の収入は5万円未満が6割。中には100万円以上稼ぐ人も!

それでは、副業でどのくらい稼いでいるのでしょう? 最も多い回答は「1万円〜3万円未満」が25.0%でした。次いで「5000円未満」(20.0%)、「3万円〜5万円未満」(17.5%)と、5万円未満が8割弱となりました。5万円も稼げれば、光熱費や通信費くらいは賄えるので、かなり助かりますよね。中には「100万円以上」稼いでいる人も1.1%いました。
 
副業で稼ぐためには、どんなことが重要になるのか聞いてみました。1位は「ハードルが低いものから始める」が49.7%、2位は「いきなり高収入を狙わない」が33.8%で、まずは本業に支障がない程度にできる仕事でコツコツ稼ぐことから始めるのがよさそうです。
 
他には「自由な時間を増やす」(26.1%)、「専門的なスキルを活かす」(21.0%)ということも大切だということです。
 

副業にあてる時間の管理が大変だが、6割が生活や気持ちに余裕ができたと回答

次に、副業で苦戦したことは何か聞いてみると、最も多い回答は「副業にあてる時間の管理」(33.8%)となりました。本業や私的な用事のスキマ時間を活用するわけですから、時間の管理が大事ですよね。
 
次いで「収入を得るまでに時間がかかる」(28.4%)、「モチベーションの維持」(22.2%)となりました。思ったより収入が得られなくても、焦らず続けることが大切なようです。
 
最後に、副業をしてよかったと感じたことを聞いたところ、「生活や気持ちに余裕ができる」が59.2%と、本業以外に収入源を得ることで心に余裕ができると回答しています。また、「持っているスキルが磨ける」(37.9%)、「新しいスキルが身につく」(37.9%)と、自分のスキルを磨くことで、本業にも良い影響が出たという人もいることでしょう。
 
新型コロナウイルスの流行で景気が低迷し、企業の業績悪化とともに収入ダウンを危惧している人も少なくありません。
 
もし、本業以外にも収入源があれば、リスク対策になります。まずは、クラウドソーシングなどで自分のスキルが活かせる仕事を見つけて、1円でも本業以外の仕事で稼いでみてはいかがでしょう。思わぬ才能が見つかるかもしれません。
 
[出典]


 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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