公募株式投資信託(ETFを除く)の純資産総額は2カ月ぶりに減少

純資産総額 83,887,123百万円(-3,229,281 百万円)
ファンド数 5,618本(-3本)

海外株式型ファンドで資金流入が続いていたことから、4月は2,959億円の資金流入と、17カ月連続で資金流入超となった。しかし、純資産総額は3兆2,293億円減少し、83兆8,871億円と2カ月ぶりに減少に転じた。ロシアのウクライナ侵攻や米国の金利上昇をきっかけに、国内外の株価が下落し、運用額が減少したからだ。

ダブル・ブレイン・コア(スタンダード)の新規設定額は約70億円

4月の新規設定ファンドでもっとも設定額が大きかったのは、「ダブル・ブレイン・コア(スタンダード)」だった。新規設定額は約70億円で、2022年の当初設定額ランキングで第4位になっている。同ファンドは、4月26日に設定された「ダブル・ブレイン・コア」3ファンドの1つ。英国マン・グループが運用する外国籍ファンドへの投資を通じ、新興国を含む世界各国の株式、債券、商品などに関連する流動性の高いデリバティブや為替予約などに投資し、債券などを実質的な主要投資対象とする。「ダブル・ブレイン・コア」には「スタンダード」コースのほか、リスクの大きさに応じて「マイルド」「ブル」の2つのコースがある。各戦略の合計投資配分比率は、原則として「スタンダード」がファンドの純資産総額と同額、「マイルド」が約半額、「ブル」が約2倍となるよう調整される。

4月の資金流入額1位は「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」

4月の資金流入額がもっとも大きかったのは、「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」の626億円だった。同ファンドは、マイクロソフトやアマゾン・ドット・コムなど、米国の成長株に投資するアクティブファンドである。月間での資金流入額は減少傾向にあるものの、継続して資金が流入している。資金流入上位ファンドには外国株式ファンドが多いものの、米国を中心に株式市場は下落しており、5月以降も資金流入が続くかどうかに注目している。