2022年4月、福岡銀行で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

第1位「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)」の概要

福岡銀行の4月ランキング1位は、「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)」だった。同ファンドは、マイクロソフトやアマゾン・ドット・コムなど米国の成長株に投資するアクティブファンドである。「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信」シリーズでは、「Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」がもっとも人気があるが、福岡銀行では「Bコース(為替ヘッジなし)」の人気が高い。ただ、4月は6.8%のマイナスリターンとなった。ウクライナ情勢の緊迫化が続いていることや、米長期金利上昇によってPERの高いハイテク株は売りが優勢になっているからだ。5月に入っても米国株は上値の重い展開が続いているものの、引き続き同ファンドが福岡銀行のランキング上位に入るかどうかに注目だ。

■アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)  
基準価額 43,195円
信託報酬 1.727%
純資産残高 6,097億円

<騰落率>
1カ月 -6.8%
3カ月 -0.6%
6カ月 -7.0%
1年    6.9%

※4月末時点

全体を見て:外国株式ファンドが人気

福岡銀行では、上位10ファンド中5つが外国株式ファンドとなっている。ランキング2位の「ひふみワールド+」は、世界各国の成長性が高いと判断される銘柄に投資するアクティブファンドで、4月末時点における組入上位銘柄は、以下の通り。

1.ディア・アンド・カンパニー(米国) 1.86%
2.MTUエアロ・エンジンズ(ドイツ) 1.65%
3.アクセンチュア(アイルランド) 1.39%
4.タイソン・フーズ(米国) 1.34%
5.ザ・ハーシー・カンパニー(米国) 1.26%

4月の同ファンドの基準価額は、5.07%のマイナスリターンとなった。FRB(米連邦準備制度理事会)のタカ派的姿勢と利上げ加速への警戒感、中国のゼロコロナ政策による世界的な供給制約の拡大、出口の見えないロシアのウクライナ侵攻など、さまざまな要因が重なり、株式市場は売りが優勢になったからだ。5月に入っても米国を中心に株式市場は上値が重い展開が続いているものの、引き続き同ファンドが福岡銀行のランキング上位に入るかどうかに注目だ。

■ひふみワールド+  
基準価額 14,184円
信託報酬 1.628%
純資産残高 2,024.90億円

<騰落率>
1カ月 -5.07%
3カ月   1.09%
6カ月  -9.71%
1年     -1.00%

※4月末時点

ここに注目:「J-REIT・リサーチ・オープン(毎月決算型)」が3位にランクイン

「J-REIT・リサーチ・オープン(毎月決算型)」が3位にランクインしている。同ファンドは、国内の取引所に上場しているJ-REIT(不動産投資信託)に投資するファンドである。4月は2.03%のマイナスリターンとなった。4月は新年度を迎え、機関投資家などからの資金流入があり、J-REIT市場は上昇で始まった。しかし、その後は米金利上昇や中国のロックダウンによる世界経済の不透明感による国内株式市場の大幅下落が嫌気され、J-REIT市場も売りが優勢になったからだ。ただ、4月末時点における同ファンドの予想配当利回りは3.92%と高く、インカムゲイン狙いの投資として魅力が高い。5月以降も福岡銀行のランキング上位に入る可能性は高いだろう。

■J-REIT・リサーチ・オープン(毎月決算型)  
基準価額 6,675円
信託報酬 1.1%(年率・税込)
純資産残高 3,648.26億円

<騰落率>
1カ月 -2.03%
3カ月  1.83%
6カ月 -4.52%
1年    -3.51%

※4月末時点