2022年5月第4週、大和証券で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

第1位「ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)」の概要

大和証券の5月第4週ランキング1位は、「ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)」だった。同ファンドは、東京証券取引所が算出・公表している「東証REIT指数(配当込み)」に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。4月は1.2%のマイナスリターンとなったが、5月末の基準価額は2,814円と4月末の2,827円とほぼ変わらずだった。東証REIT指数は5月末に節目の2,000ポイントを回復し、2カ月ぶりの高値となっている。6月からの訪日外国人受け入れの拡大などへの期待で、ホテルREITを中心に買いが入っているからだ。東京証券取引所の投資部門別売買動向によると、外国人投資家は4月までの6カ月間、REITを買い越している。地方銀行など国内投資家の買い安心感も高まれば、東証REIT指数は200日移動平均線を上回り、堅調な展開となる可能性が高いだろう。

■ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)
基準価額 2,827円
信託報酬 0.792%(年率・税込)
純資産残高 3,922億円

 <騰落率>
1カ月 -1.2%
3カ月  2.4%
6カ月 -4.2%
1年    -1.5%

※4月末時点

全体を見て:外国株式ファンドが人気

大和証券では、外国株式ファンドの人気も高い。ランキング4位の「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」は、マイクロソフトやアマゾン・ドット・コムなど米国の成長株に投資するアクティブファンドである。米長期金利上昇によってPER(株価収益率)の高いハイテク株は売りが優勢になっている。ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は、5月20日に11,035.69ポイントまで下落し、年初来安値を更新している。同ファンドは、純資産残高が1兆7,000億円を超え、国内公募追加型株式投資信託(ETF除く)の中で最大だが、6月以降も高水準の資金流入が続くかどうかに注目している。

■アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型  
基準価額 10,555円
信託報酬 1.727%(年率・税込)
純資産残高 1兆7,452.96億円

<騰落率>
1カ月 -6.8%
3カ月 -0.6%
6カ月 -6.8%
1年     6.9%

※4月末時点

ここに注目:「ダイワ/ロジャーズ国際コモディティTM・ファンド」が7位にランクイン

「ダイワ/ロジャーズ国際コモディティTM・ファンド」が7位にランクインしている。同ファンドは、コモディティ(商品先物取引等)に投資するファンドで、構成比率は以下の通り。

エネルギー 40.0%
穀物         20.0%
産業金属    14.0%
貴金属       11.10%

2022年になって原油などのエネルギー価格が上昇していることに加え、穀物や産業金属などコモディティ全般が上昇していることから、4月末時点における1年間の騰落率は77.2%と非常に高いリターンとなっている。インフレに対する警戒感は今後も強く、コモディティ価格の上昇がいつまで続くかに注目だ。

■ダイワ/ロジャーズ国際コモディティTM・ファンド  
基準価額 9,888円
信託報酬 1.9255%(年率・税込)
純資産残高 81億円

<騰落率>
1カ月  7.1%
3カ月 35.0%
6カ月 44.7%
1年    77.2%

※4月末時点