2022年5月、三井住友銀行で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

第1位「ダブル・ブレイン・コア(スタンダード)」の概要

三井住友銀行の5月ランキング1位は、「ダブル・ブレイン・コア(スタンダード)」だった。同ファンドは、新興国を含む世界各国の債券や株式、商品(コモディティ)など多様な市場を投資対象とし、高度な数学を用いてマーケットを分析。構築したモデルに基づいて運用を行うクオンツファンドである。「マイルド」「スタンダード」「ブル」の3つがあるが、三井住友銀行では「スタンダード」の人気が1番高かった。4月26日から運用開始した新規ファンドで、6月以降もどれだけ純資産残高を増やしていけるかに注目だ。

■ダブル・ブレイン・コア(スタンダード)  
基準価額  10,041円
信託報酬  1.928%(年率・税込)
純資産残高 160.3億円

※6月9日時点

全体を見て:海外株式型ファンドが人気

三井住友銀行では、5月も海外株式型ファンドが人気だった。ランキング4位の「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」は、株式投資の王道である「成長+配当+割安」を追求して銘柄を選定するアクティブファンドである。4月は2.61%のマイナスリターンとなったが、5月は3.32%のプラスリターンとなった。米金利上昇懸念から成長株(グロース株)は売りが優勢になっているが、割安株(バリュー株)には比較的買いが入りやすくなっている。6月以降も同ファンドが三井住友銀行のランキング上位に入るかどうかに注目だ。

■インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)
基準価額 9,103円
信託報酬 1.903%(年率・税込)
純資産残高 1,441.48億円

<騰落率>
1カ月 3.32%
3カ月 9.15%
6カ月 5.75%
1年   12.32%

※5月末時点

ここに注目:「グローバルAIファンド」が8位にランクイン

「グローバルAIファンド」が8位にランクインしている。同ファンドは、AI(人工知能)の進化、応用により高い成長が期待できる企業の株式に投資するアクティブファンドである。実質的な運用はアリアンツ・グローバル・インベスターズU.S.LLCが行う。テスラやズームインフォ・テクノロジーなど米国の成長株が多く含まれているので、直近のパフォーマンスは悪い。ロシアのウクライナ侵攻や米金利上昇によって、米国の成長株は売りが優勢になっているからだ。基準価額の下落と純資産残高の減少が続いているものの、6月以降も同ファンドが三井住友銀行のランキング上位に入るかどうかに注目だ。

■グローバルAIファンド 
基準価額 31,006円
信託報酬  1.925%(年率・税込)
純資産残高 3,465.02億円

<騰落率>
1カ月 -14.1%
3カ月   -1.0%
6カ月 -21.8%
1年     -14.5%

※4月末時点