2022年5月、三井住友信託銀行で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

第1位「J−REIT・リサーチ・オープン(毎月決算型)」の概要

 三井住友信託銀行の5月ランキング1位は、「J−REIT・リサーチ・オープン(毎月決算型)」だった。同ファンドは国内の取引所に上場するREIT(J−REIT)に投資するファンドである。5月のJ−REITは上昇した。国内外の長期金利上昇が一服したことや、中国のロックダウン解除による株式市場の上昇の流れが、J−REIT市場にも波及したからだ。同ファンドの予想配当利回りは3.86%と、インカムゲイン狙いの投資対象としても魅力が高い。6月以降も、三井住友信託銀行のランキング上位に入る可能性は高いだろう。

■J-REIT・リサーチ・オープン(毎月決算型)  
基準価額 6,735円
信託報酬 1.1%(年率・税込)
純資産残高 3,782.75億円

<騰落率>
1カ月  1.89%
3カ月  6.94%
6カ月  0.83%
1年    -1.92%

※5月末時点

全体を見て:インデックスファンドが人気

三井住友信託銀行では、インデックスファンドの人気が高い。ランキング2位の「SMT 日経225インデックス・オープン」は、日経平均株価(日経225)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。5月は1.64%のプラスリターンとなった。日経平均株価は5月12日に25,688.11円まで下落したものの、月末にかけて上昇。6月に入っても堅調な展開が続いている。米国を中心とした海外株式型ファンドの人気が高いが、今後は出遅れ感から国内株式市場を対象にしたファンドにも買いが入る可能性は高いと考えている。

■SMT 日経225インデックスオープン  
基準価額 34,066円
信託報酬 0.407%(年率・税込)
純資産残高 406.73億円

<騰落率>
1カ月  1.64%
3カ月  3.67%
6カ月 -1.05%
1年    -4.16%

※5月末時点

ここに注目:「ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)」が6位にランクイン

「ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)」が6位にランクインしている。同ファンドは、世界の高配当利回りの公益株に投資するアクティブファンドである。5月はわずかにマイナスとなったが、3カ月は18.65%、6カ月は20.91%と高いリターンをだしている。5月は約188億円の資金流入があり、純資産残高も1兆円を超えている。国内公募追加型株式投資信託(ETF除く)の中で純資産残高が3番目に大きなファンドになっており、6月も高水準の資金流入が続く可能性は高いだろう。

■ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)
基準価額 2,891円
信託報酬 1.81%(年率・税込)
純資産残高 1兆415億円

<騰落率>
1カ月 -0.16%
3カ月 18.65%
6カ月 20.91%
1年    24.92%

※5月末時点