2022年6月、三井住友信託銀行で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

第1位「SMT 日経225インデックス・オープン」の概要

三井住友信託銀行の6月ランキング1位は、「SMT 日経225インデックス・オープン」だった。同ファンドは、日経平均株価(日経225)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。5月は1.64%のプラスリターンとなったものの、6月末時点の基準価額は32,992円と、5月末の34,066円に比べて3.2%下落している。ただ、日経平均株価に連動するインデックスファンドは、株価が下落する局面で買いが増える傾向にある。三井住友信託銀行でも、日経平均株価が急落した6月の第3週に買いを入れた投資家が多かったと考えられる。7月以降も株価が下落する局面では、同ファンドに買いを入れる顧客が多いだろう。

■SMT 日経225インデックスオープン  
基準価額 34,066円
信託報酬 0.407%(年率・税込)
純資産残高 406.73億円

<騰落率>
1カ月  1.64%
3カ月  3.67%
6カ月 -1.05%
1年    -4.16%

※5月末時点

 

全体を見て:外国株式ファンドが人気

三井住友信託銀行では、6月も外国株式ファンドの人気が高かった。ランキング5位の「ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)」は、主に世界の高配当利回りの公益株に投資するアクティブファンドである。公益企業には電気や水道、通信、石油供給などの企業が含まれ、業績が景気動向に左右されないという特徴がある。ディフェンス株としての性格も強く、5月末時点における6カ月騰落率は20.91%と、2022年に入っても堅調なパフォーマンスとなっている。7月以降も、三井住友信託銀行のランキング上位に入る可能性は高いだろう。

■ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)
基準価額 2,891円
信託報酬 1.81%(年率・税込)
純資産残高 1兆415億円

<騰落率>
1カ月 -0.16%
3カ月 18.65%
6カ月 20.91%
1年    24.92%

※5月末時点

ここに注目:「J-REIT・リサーチ・オープン(毎月決算型)」が2位にランクイン

「J-REIT・リサーチ・オープン(毎月決算型)」が2位にランクインしている。同ファンドは国内のリート(不動産投資信託)に投資し、安定したインカムゲインの確保と投資信託財産の中長期的な成長を目指すファンドである。5月は1.89%のプラスリターンとなったが、6月末の基準価額は6,579円と、5月末の6,735円に比べて2.4%のマイナスとなっている。ただ、5月末時点における予想配当利回りが3.86%あり、インカムゲイン狙いの投資対象として魅力が高い。7月以降も三井住友信託銀行のランキング上位に入る可能性は高いだろう。

■J-REIT・リサーチ・オープン(毎月決算型)  
基準価額 6,735円
信託報酬 1.1%(年率・税込)
純資産残高 3,782.75億円

<騰落率>
1カ月  1.89%
3カ月  6.94%
6カ月  0.83%
1年    -1.92%

※5月末時点