2022年6月、七十七銀行で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

第1位「日経225ノーロードオープン」の概要

七十七銀行の6月ランキング1位は、「日経225ノーロードオープン」だった。同ファンドは、日経平均株価(日経225)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。6月は3.14%のマイナスリターンとなったが、日経平均株価に連動するインデックスファンドは、株価が下落する局面で買いが増える傾向にある。日経平均株価が急落した6月第3週(13〜17日)には、同ファンドに約219億円の資金流入があった。これは、国内公募追加型株式投資信託(ETF除く)の中で最大だ。7月以降も、日経平均株価が下落する局面では、同ファンドに買いを入れる投資家が多いだろう。

■日経225ノーロードオープン 
基準価額 18,998円
信託報酬 0.55%(年率・税込)
純資産残高 2,274.85億円

<騰落率> 
1カ月 -3.14%
3カ月 -5.05%
6カ月 -7.69%
1年    -7.36%

※6月末時点

全体を見て:外国株式ファンドが人気

七十七銀行では、6月も外国株式ファンドの人気が高かった。ランキング3位の「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」は、マイクロソフトやアマゾン・ドット・コムなど、米国の成長株に投資するアクティブファンドである。6月は+0.1%となったが、3カ月の騰落率は-9.1%、6カ月の騰落率は-15.2%とパフォーマンスは優れない。同ファンドの6月の資金流入額は121億円で、国内公募追加型株式投資信託(ETF除く)の中で16位だった。5月の資金流入額は2位の約394億円だったが、資金流入額・順位ともに大きく落ちている。七十七銀行では人気のファンドであるが、7月以降も資金流入が続くかどうかに注目している。

■アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型
基準価額 10,288円
信託報酬 1.727%(年率・税込)
純資産残高 1兆7,538億円

<騰落率>
1カ月    0.1%
3カ月   -9.1%
6カ月 -15.2%
1年      -1.6%

※6月末時点

ここに注目:「トヨタ自動車/トヨタグループ株式ファンド」が7位にランクイン

「トヨタ自動車/トヨタグループ株式ファンド」が7位にランクインしている。同ファンドは、トヨタ自動車およびそのグループ会社の株式に投資するアクティブファンドである。6月末時点における組入上位銘柄は、以下の通り。

1.トヨタ自動車 49.9%
2.デンソー  18.3%
3.豊田自動織機 8.8%
4.SUBARU 6.0%
5.豊田通商 5.0%

直近のパフォーマンスは優れないものの、七十七銀行では同ファンドの人気が高いので、7月以降もランキング上位に入る可能性は高いだろう。

■トヨタ自動車/トヨタグループ株式ファンド
基準価額 28,348円
信託報酬 0.759%(年率・税込)
純資産残高 1165.02億円

<騰落率>
1カ月 -2.4%
3カ月 -4.3%
6カ月 -6.8%
1年      0.2%

※6月末時点