2022年6月、広島銀行で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

第1位「ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)」の概要

広島銀行の6月ランキング1位は、「ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)」だった。同ファンドは、主に世界の高配当利回りの公益株に投資するアクティブファンドである。公益企業には、電力や水道、通信、運輸などの企業が含まれる。公益企業は日常生活に不可欠なサービスを提供しており、一般的に景気の良し悪しに左右されにくく、収益基盤が安定しているという特徴がある。6月末時点における6カ月騰落率は13.63%、1年騰落率は25.87%と高いリターンをだしているので、7月以降も広島銀行のランキング上位に入る可能性は高いだろう。

■ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)
基準価額 2,849円
信託報酬 1.81%(年率・税込)
純資産残高 1兆569億円

<騰落率>
1カ月 -0.46%
3カ月  3.57%
6カ月 13.63%
1年    25.87%

※6月末時点

全体を見て:海外株式ファンドが人気

広島銀行では、外国株式ファンドの人気が高かった。ランキング6位の「脱炭素関連世界株式戦略ファンド(資産成長型)」は、世界の脱炭素関連企業の株式に投資するアクティブファンドで、5月末時点における組入上位銘柄は以下の通り。

1.L&F(韓国) 5.01%
2.ビューロベリタス(フランス) 4.35%
3.GFLエンバイロメンタル(カナダ) 4.29%
4.ステランティス(オランダ) 4.28%
5.フレッシュペット(米国) 4.14%

5月末時点における6カ月騰落率は-16.57%と、パフォーマンスは優れないものの、「脱炭素」は投資家の関心が高いテーマである。7月以降も広島銀行のランキング上位に入るかどうかに注目している。

■脱炭素関連世界株式戦略ファンド(資産成長型)
基準価額 10,133円
信託報酬 1.848%(年率・税込)
純資産残高 1,253.26億円

<騰落率>
1カ月   -0.99%
3カ月   -1.13%
6カ月 -16.57%
1年      -0.14%

※5月末時点

ここに注目:「フィデリティ・Jリート・アクティブ・ファンド」が2位にランクイン

「フィデリティ・Jリート・アクティブ・ファンド」が2位にランクインしている。同ファンドは、主に国内のリート(J-REIT)に投資するアクティブファンドである。5月末時点における3カ月リターンは+8.28%、6カ月リターンは2.58%と好調だ。4月末時点における配当利回りは3.68%あり、7月以降もインカムゲイン狙いの買いが入る可能性は高いだろう。

■フィデリティ・Jリート・アクティブ・ファンド
基準価額 8,258円
信託報酬 1.045%(年率・税込)
純資産残高 371.4億円

<騰落率>
1カ月 1.75%
3カ月 8.28%
6カ月 2.58%
1年    3.09%

※5月末時点