6月の資金流入額1位は「eMAXIS Slim新興国株式インデックス」(17.53億円)

エマージング株式の6月資金流入額1位は、「eMAXIS Slim新興国株式インデックス」だった。同ファンドは、MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み・円換算ベース)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドで、6月末時点における組入上位5カ国・地域は以下の通り。

1.ケイマン諸島  19.5%
2.台湾   13.8%
3.中国   12.6%
4.インド  12.1%
5.韓国   10.8%

外国株式は先進国の人気が高いが、今後、エマージング(新興国)株式にも関心が集まるかどうかに注目している。

■eMAXIS Slim新興国株式インデックス  
基準価額 12,795円
信託報酬 0.1870%(年率・税込)
純資産残高 878.55億円

<騰落率>
1カ月  2.0%
3カ月 -0.8%
6カ月  0.0%
1年    -7.1%

※6月末時点

6月のリターン1位は「ロシア株式ファンド」(27.85%)

エマージング株式の6月リターン1位は、「ロシア株式ファンド」だった。同ファンドは、主にロシアの金融商品取引所に上場している企業、もしくはロシアにおいて主な事業を展開する企業の株式に投資するアクティブファンドである。5月は6.85%のリターンだったが、6月は+27.85%と高いリターンとなった。ただ、ロシア情勢の緊迫化に伴い、同ファンドは2022年2月28日から買付・売却の申込を停止している。注文受付再開も未定なので、注意が必要だ。

■ロシア株式ファンド   
基準価額 5,088円
信託報酬 1.661%(年率・税込)
純資産残高 1.8億円

<騰落率>
1カ月   6.85%
3カ月 -45.23%
6カ月 -67.55%
1年    -66.36%

※5月末時点

6月の純資産残高1位は「野村インド株投資」(2613.55億円)

エマージング株式の6月純資産残高1位は、「野村インド株投資」だった。同ファンドは、インド企業の株式を主要投資対象とするアクティブファンドである。インド株式市場は2020年3月のコロナショック安から回復し、2022年1月に史上最高値を更新した。しかし、その後FRB(米連邦準備制度理事会)の利上げによる米国株式市場の下落や、ウクライナ情勢の緊迫化によって売りが優勢になっている。ただ、MSCIインド指数で見た6月末の予想PERは約20倍と、過去5年間の平均とほぼ同じ水準となっている。投資家のリスク回避傾向が弱まれば、上値追いする可能性は高いだろう。

■野村インド株投資  
基準価額 33,323円
信託報酬 2.2%(年率・税込)
純資産残高 2,613.55億円

<騰落率>
1カ月  0.5%
3カ月 -4.5%
6カ月 -1.7%
1年    12.6%

※6月末時点