2022年8月、マネックス証券で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

第1位「楽天日本株4.3倍ブル」の概要

マネックス証券の8月ランキング1位は、「楽天日本株4.3倍ブル」だった。同ファンドは国内の株価指数を対象とした先物取引を積極的に利用することで、日々の基準価額の値動きが国内の株式市場の値動きに対して概ね4.3倍程度となることを目指して運用を行うブル型ファンドである。7月は+22.1%と高いリターンになり、8月末の基準価額も11,834円と、7月末の11,408円に対して3.7%の上昇となった。ただ、同ファンドは高いリターンを狙えるブル型ファンドだが、大きな損失をだす可能性もあるので、積極的にリスクを取れる投資家以外は購入しないほうがいいだろう。

■楽天・日本株4.3倍ブル  
基準価額 11,408円
信託報酬 1.243%(年率・税込)
純資産残高 485.76億円

<騰落率>
1カ月 22.1%
3カ月  8.1%
6カ月 -0.8%
1年   -15.3%

※7月末時点

全体を見て:ベア型ファンドも人気

マネックス証券ではベア型ファンドも人気だった。ランキング3位の「SBI日本株3.8ベア」は、株価指数先物を積極的に活用し、日々の基準価格の値動きが国内の株式市場全体の値動きの概ね3.8倍程度逆となる投資成果を目指して運用を行うベア型ファンドである。7月は-19.27%と20%近くのマイナスリターンとなり、8月末の基準価額も389円と、7月末の419円に対して7.2%の下落となった。8月は日経平均株価が29,000円を超える場面もあったので、逆張りで同ファンドを購入した顧客も多かったのだろう。ただ、同ファンドはハイリスク・ハイリターンのベア型ファンドであり、非常にリスクが高い。ブル型ファンド同様、ベア型ファンドも短期で積極的にリスクを取れる投資家以外は購入しないほうがいいだろう。

■SBI日本株3.8 ベア  
基準価額 419円
信託報酬 0.913%(年率・税込)
純資産残高 123.21億円

<騰落率>
1カ月 -19.27%
3カ月 -19.58%
6カ月 -30.40%
1年    -41.64%

※7月末時点

ここに注目:「ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)」が4位にランクイン

「ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)」が4位にランクインしている。同ファンドは国内のリート(不動産投資信託)に投資し、東京証券取引所が算出・公表している「東証REIT指数(配当込み)」に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。7月は3.1%のプラスリターンとなったが、8月末の基準価額は2,704円と、7月末の2,725円とほぼ変わらずだった。ただ、東証REIT指数の用途別のオフィスは8月30日に年初来高値の1,916ポイントをつけ、その後も高い水準で推移している。今後、東証REIT指数も高値追いの展開になるかどうかに注目だ。

■ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)
基準価額 2,725円
信託報酬 0.792%(年率・税込)
純資産残高 4,334億円

<騰落率>
1カ月  3.1%
3カ月  3.1%
6カ月  5.5%
1年    -3.6%

※7月末時点