2022年8月、野村證券で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

第1位「野村インデックスファンド・日経225」の概要

野村證券の7月ランキング1位は、「野村インデックスファンド・日経225」だった。同ファンドは、日経平均株価(日経225)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。7月は5.3%のプラスリターンとなり、8月末の基準価額も32,873円と、7月末の32,531円に比べて約1%の上昇となった。8月の日経平均株価は、17日に29,222.77円まで上昇したものの、下旬にかけて下落し、28,091.53円で取引を終了した。9月も日経平均株価は28,000円を割り込む水準で始まったが、引き続き同ファンドが野村證券のランキング上位に入るかどうかに注目している。

■野村インデックスファンド・日経225  
基準価額 32,531円
信託報酬 0.44%(年率・税込)
純資産残高 577.8億円

<騰落率>
1カ月 5.3%
3カ月 3.6%
6カ月 3.9%
1年    3.4%

※7月末時点

全体を見て:インデックスファンドが人気

野村證券の8月上位5ファンド中、3つがインデックスファンドだった。ランキング3位の「eMAXIS S&P500インデックス」は、米国を代表する株価指数であるS&P500種株価指数(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。7月は5.1%のプラスリターンとなり、8月末の基準価額も14,733円と7月末の14,599円に対して上昇した。S&P500種株価指数を対象にしたインデックスファンドは個人投資家の人気が高いので、9月以降も同ファンドが野村證券のランキング上位に入る可能性は高いだろう。

■eMAXIS S&P500インデックス  
基準価額 14,599円
信託報酬 0.33%(年率・税込)
純資産残高 174.71億円

<騰落率>
1カ月 5.1%
3カ月 2.0%
6カ月 7.7%
1年   14.4%

※7月末時点

ここに注目:「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」が2位にランクイン

「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」が2位にランクインしている。同ファンドは、マイクロソフトやアマゾン・ドット・コムなど米国の成長株に投資するアクティブファンドである。同ファンドは国内公募追加型投資信託(ETF除く)の中で最大の純資産残高を誇るが、パフォーマンスの悪化から資金流入額が減少していた。ただ、8月第3週(15〜19日)には98.86億円の資金流入があり、資金流入額トップとなっている。9月以降も同ファンドに高水準の資金流入が続くかどうかに注目している。

■アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型
基準価額 10,943円
信託報酬 1.727%(年率・税込)
純資産残高 1兆8,672億円

<騰落率>
1カ月 7.4%
3カ月 4.7%
6カ月 4.1%
1年    2.1%

※7月末時点