2022年8月、三菱UFJ銀行で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

第1位「eMAXIS 日経225インデックス」の概要

三菱UFJ銀行の8月ランキング1位は、「eMAXIS 日経225インデックス」だった。同ファンドは日経平均株価(配当込み)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。8月の日経平均株価は17日に29,222.77円まで上昇したものの、28,051.53円で8月の取引を終了した。日経平均株価に連動するインデックスファンドは、株価が上昇する局面で売りが増える傾向にあるが、三菱UFJ銀行では8月のランキング1位となっている。米国株式市場に比べて底堅い動きになっているので、9月以降も同ファンドが三菱UFJ銀行のランキング上位に入る可能性は高いだろう。

■eMAXIS 日経225インデックス
基準価額 32,957円
信託報酬 0.44%(年率・税込)
純資産残高 410.27億円

<騰落率>
1カ月 1.1%
3カ月 3.1%
6カ月 6.8%
1年    1.5%

※8月末時点

全体を見て:「eMAXIS」「eMAXIS Slim」シリーズが人気

三菱UFJ銀行では、三菱UFJ国際投信が運用する「eMAXIS」「eMAXIS Slim」シリーズが人気だった。とくに「eMAXIS Slim」シリーズの「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」と「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」は、個人投資家の人気も高い。ランキング3位の「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」は、米国を代表する株価指数であるS&P500種株価指数(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドで、8月末時点における1年間の騰落率は+12.4%となっている。同ファンドは円換算ベースのS&P500種株価指数を対象にしているので、円安・ドル高がプラスに寄与しているのだ。9月に入っても円安・ドル高の流れは継続しているので、引き続き同ファンドに高水準の資金流入が続く可能性は高いだろう。

■eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)  
基準価額 19,417円
信託報酬 0.0968%
純資産残高 1兆4,282.11億円

<騰落率>
1カ月 0.9%
3カ月 4.0%
6カ月 9.8%
1年   12.4%

※8月末時点

ここに注目:「MUFG ウェルス・インサイト・ファンド」シリーズが人気

三菱UFJ銀行では、「MUFG ウェルス・インサイト・ファンド」シリーズが人気だった。同シリーズは、日本含む世界各国の株式や債券、不動産投資信託(リート)、商品(コモディティ)およびオルタナティブ資産を投資対象とするバランスファンドで、「保守型」「標準型」「積極型」の3つのタイプがある。ランキング4位の「標準型」の8月のリターンは+2.8%だった。そして、6カ月騰落率も+4.3%、1年騰落率も+5.2%と好調だ。安定的な利回りが期待できるファンドとして、9月以降も三菱UFJ銀行のランキング上位に入る可能性は高いだろう。

■MUFGウェルス・インサイト・ファンド(標準型) 
基準価額 10,787円
信託報酬 1.2565〜1.2865%(年率・税込)
純資産残高 196.90億円

<騰落率>
1カ月 2.8%
3カ月 2.3%
6カ月 4.3%
1年    5.2%

※7月末時点