2022年8月、三井住友銀行で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

第1位「三井住友・225オープン」の概要

三井住友銀行の8月ランキング1位は、「三井住友・225オープン」だった。同ファンドは日経平均株価(日経225)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。8月の日経平均株価は、17日に29,222.77円まで上昇したが、その後は下落。結局、8月の終値は28,091.53円となった。そして、9月は28,000円を割り込む水準でのスタートとなっている。ただ、日経平均株価を対象にしたインデックスファンドは、株価が下落する局面で買いが増える傾向にある。株式市場で売りが優勢になっても、同ファンドが三井住友銀行の9月ランキング上位に入る可能性は高いだろう。

■三井住友・225オープン  
基準価額 25,305円
信託報酬 0.66%(年率・税込)
純資産残高 1,098.84億円

<騰落率>
1カ月 5.3%
3カ月 3.6%
6カ月 3.8%
1年    3.3%

※7月末時点

全体を見て:債券ファンドが人気

三井住友銀行では、債券ファンドが人気だった。2022年になって各国の金利上昇懸念により、とくにPERの高いハイテク株は割高感から売られており、より安定的なリターンが期待できる債券ファンドへの関心が高まっていると考えられる。ランキング5位の「マニュライフ・円ハイブリッド債券インカム・ファンド(年1回決算型)」は、相対的に高い利回りが期待できる日本企業が発行する円建ての「ハイブリッド債券」に投資する。ハイブリッド債券は普通社債と比べて債務の弁済順位は低いものの、利回りが相対的に高くなっているという特徴がある。ただ、国内でも金利上昇への警戒が高まっているので、同ファンドの7月のリターンはマイナスとなっている。9月以降も同ファンドが三井住友銀行のランキング上位に入るかどうかに注目だ。

■マニュライフ・円ハイブリッド債券インカム・ファンド(年1回決算型)  
基準価額 10,054円
信託報酬 0.594〜0.770%
純資産残高 2,512億円

<騰落率>
1カ月 -0.94%
3カ月 -2.36%
6カ月 -3.84%
1年    -3.12%

※7月末時点

ここに注目:「ダブル・ブレイン・コア(スタンダード)」が4位にランクイン

「ダブル・ブレイン・コア(スタンダード)」が4位にランクインしている。同ファンドは、下落リスクを抑制する機能を持つ「リスクコントロール戦略」に約75%、市場動向に追随して買い・売りポジションを持つ「トレンド戦略」に約25%投資。「ブル」「スタンダード」「マイルド」の3つのタイプがあり、真ん中の「スタンダード」が1番人気だった。ただ、7月の騰落率は1.4%のプラスリターンとなったが、8月末の基準価額は9,740円と、7月末の9,817円から下落している。同ファンドが9月以降もランキング上位に入るかどうかに注目している。

■ダブル・ブレイン・コア(スタンダード) 
基準価額  9,817円
信託報酬  1.928%(年率・税込)
純資産残高 277.6億円

<騰落率>
1カ月 1.4%
3カ月 -1.8%

※7月末時点