2022年8月、三井住友信託銀行で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

第1位「世界経済インデックスファンド」の概要

三井住友信託銀行の8月ランキング1位は、「世界経済インデックスファンド」だった。同ファンドは先進国と新興国の公社債および株式に分散投資し、投資信託財産の中長期的な成長を目指す。基本ポートフォリオは債券50%、株式50%で、安定的なリターンが期待でき、7月末時点における6カ月騰落率は3.07%、1年騰落率は3.35%とプラスリターンとなっている。9月以降も三井住友信託銀行のランキング上位に入るかどうかに注目だ。

■世界経済インデックスファンド 
基準価額 28,866円
信託報酬  0.55%(年率・税込)
純資産残高 1,510.32億円

<騰落率>
1カ月 0.92%
3カ月 1.35%
6カ月 3.07%
1年    3.35%

※7月末時点

全体を見て:インデックスファンドが人気

三井住友信託銀行では、インデックスファンドの人気が高かった。ランキング3位の「My SMT 日経225インデックス(ノーロード)」は、日経平均株価(日経225)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。8月の日経平均株価は、17日に29,222.77円まで上昇したものの、下旬にかけて下落。8月の終値は28,091.53円となった。日経平均株価を対象にしたインデックスファンドは、株価が下落する局面で買いが増える傾向にある。三井住友信託銀行でも、8月下旬に日経平均株価が下落した局面で同ファンドに買いを入れた投資家が多かったと考えられる。9月以降も、日経平均株価が下落する局面では、同ファンドに買いが入る可能性は高いだろう。

■My SMT 日経225インデックス(ノーロード) 
基準価額 13,482円
信託報酬 0.154%(年率・税込)
純資産残高 18.51億円

<騰落率>
1カ月 1.08%
3カ月 3.11%
6カ月 6.95%
1年    1.71%

※8月末時点

ここに注目:「J-REIT・リサーチ・オープン(毎月決算型)」が2位にランクイン

「J-REIT・リサーチ・オープン(毎月決算型)」が2位にランクインしている。同ファンドは、国内のリート(不動産投資信託)に投資し、安定的なインカムゲインの確保と投資信託財産の中長期的な成長を目指す。8月の東証REIT指数は2,044.63ポイントまで上昇し、4月以来の高値水準となった。また、同ファンドには8月に123.23億円の資金流入があり、これは国内公募追加型株式投資信託(ETF除く)の中で10番目の大きさである。7月末時点における予想配当利回りは3.72%となっており、インカムゲイン狙いのファンドとしても魅力が高い。9月以降も同ファンドが三井住友信託銀行のランキング上位に入る可能性は高いだろう。

■J-REIT・リサーチ・オープン(毎月決算型)  
基準価額 6,726円
信託報酬 1.1%(年率・税込)
純資産残高 4,046.91億円

<騰落率>
1カ月  3.25%
3カ月  3.80%
6カ月  5.70%
1年    -4.97%

※7月末時点