2022年8月、七十七銀行で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

第1位「日経225ノーロードオープン」の概要

七十七銀行の8月ランキング1位は、「日経225ノーロードオープン」だった。同ファンドは、日経平均株価(日経225)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。日経平均株価は8月17日に29,222.77円まで上昇し、1月以来の高値をつけた。ただ、日経平均株価に連動するインデックスファンドは、株価が上昇する局面で売りが増える傾向にある。七十七銀行ではランキング1位になったものの、8月は同ファンドから99.13億円の資金が流出した。これは、国内公募追加型株式投資信託(ETF除く)の中で2番目の大きさである。9月の日経平均株価は上値の重い展開となっているが、引き続き七十七銀行のランキング上位に入るかどうかに注目している。

■日経225ノーロードオープン 
基準価額 20,205円
信託報酬 0.55%
純資産残高 2,123.07億円

<騰落率>
1カ月 1.04%
3カ月 3.02%
6カ月 6.74%
1年   1.15%

※8月末時点

全体を見て:米国株に投資するファンドが人気

七十七銀行では、米国株に投資するファンドの人気が高かった。ランキング3位の「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」は、マイクロソフトやアマゾン・ドット・コムなど米国の成長株に投資するアクティブファンドである。8月末の純資産残高は1兆8,203億円で、国内公募追加型株式投資信託(ETF除く)の中で最大だ。ただ、2022年になってパフォーマンスが悪化し、同ファンドへの資金流入額は減少していた。しかし、8月は248.14億円の資金流入があり、純資産残高も増加している。9月も高水準の資金流入が続くかどうかに注目している。

■アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型
基準価額 10,529円
信託報酬 1.727%(年率・税込)
純資産残高  1兆8,203億円

<騰落率>
1カ月 -2.0%
3カ月  5.3%
6カ月  3.6%
1年    -2.6%

※8月末時点

ここに注目:「JPMアジア株・アクティブ・オープン」が9位にランクイン

「JPMアジア株・アクティブ・オープン」が9位にランクインしている。同ファンドは、日本を除くアジア各国の株式を主要対象とするアクティブファンドである。8月末時点における国・地域別比率は、以下の通り。

1.中国 38.0%
2.台湾 19.0%
3.韓国 14.6%
4.香港 11.0%
5.インドネシア 10.2%

8月末時点における6カ月騰落率は-2.6%、1年騰落率は-10.9%とパフォーマンスは優れないものの、9月も同ファンドが七十七銀行のランキング上位に入るかどうかに注目している。

■JPMアジア株・アクティブ・オープン 
基準価額 39,977円
信託報酬 1.683%(年率・税込)
純資産残高 321.77億円

<騰落率>
1カ月  -0.4%
3カ月  -0.2%
6カ月  -2.6%
1年    -10.9%

※8月末時点