9月の資金流入額1位は「ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)」(160.72億円)

REIT型ファンドの9月資金流入額1位は、「ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)」だった。同ファンドは、国内のリート(不動産投資信託)に投資し、東京証券取引所が算出・公表する「東証REIT指数(配当込み)」に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。9月は4.2%のマイナスリターンとなった。欧米を中心とした金融引き締めによる世界的な景気後退リスクが高まり、国内のリート市場も下落したからだ。ただ、9月末時点における配当利回りは3.7%と高く、今後もインカムゲイン狙いの投資対象として資金流入が続く可能性は高いだろう。

■ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)
基準価額 2,542円
信託報酬 0.792%(年率・税込)
純資産残高 4,349億円
 <騰落率>
1カ月 -4.2%
3カ月 -0.2%
6カ月 -1.4%
1年    -3.3%
※9月末時点

9月のリターン1位は「日本インフラ投信ファンド」(3.92%)

REIT型ファンドの9月リターンランキング1位は、「日本インフラ投信ファンド」だった。同ファンドは、国内の金融商品取引所に上場しているインフラ投資信託証券を主要投資対象とする。9月は3.92%のプラスリターンとなった。再生可能エネルギー市場の拡大期待が高まったことや、第2位の組入銘柄である「タカラレーベン・インフラ投資法人」に対するTOB(株式公開買付)の発表を受け、堅調に推移したからだ。

■日本インフラ投信ファンド 
基準価額 10,919円
信託報酬 0.935%(年率・税込)
純資産残高 0.22億円

<騰落率>
1カ月 3.92%
3カ月 4.67%

※9月末時点

 

9月の純資産残高1位は「フィデリティ・USリート・ファンドB(為替ヘッジなし)」(6,589.35億円)

REIT型ファンドの9月純資産残高1位は、「フィデリティ・USリート・ファンドB(為替ヘッジなし)」だった。同ファンドは、米国の取引所に上場しているリート(不動産投資信託)に投資する。配当利回りが3.29%(8月末時点)あるが、米10年債利回りが4%台まで上昇していることを考えると魅力は低下している。実際、9月の騰落率は米長期金利上昇を嫌気して-10.06%となった。今後も米長期金利は上昇する可能性が高いので、しばらく厳しい環境が続きそうだ。

■フィデリティ・USリート・ファンドB(為替ヘッジなし)  
基準価額 3,161円
信託報酬 1.463%(年率・税込)
純資産残高 6,589.4億円

<騰落率>
1カ月 -10.06%
3カ月  -7.06%
6カ月 -12.11%
1年       5.63%

※9月末時点